イロイロ短編集♪２ (ページ5)

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NARUTO　サクラの下で４　ページ5

「弱いッ！」

今の状況・・・

ナルト→Aに(呼び捨てでいいらしい)踏まれてる

サスケ→術で木に縛られている

サクラ→術で体が動かない

ヒナタ→体力限界

シノ→術で見えないものに閉じ込められている

俺→木の枝に逆さづり

いや・・一斉にやりにいったんだけど、この状況

それを数回繰り返して・・

挙句の果てにはAから「弱い」の一言

マジかよ・・・

ってか、アイツが強すぎるんじゃねぇの？

下忍だよな？

「ほら、ナルト頑張れ！」

「じゃあ、どけってばよ！」

「どかせてご覧？」

「ムカツクってばよ！」

とまぁ、こんな感じ・・・

・・・；

・

数時間たって、やっと上忍２人が帰って来た

ボロボロの俺たちを見て驚いたようだが、何も言わずに班ごとに分かれろといわれた

Aは一人で先に帰り、その後解散といわれて、それぞれ家に帰るんだが・・・

俺はあの場所へと向かった

あのサクラの場所へと・・・

・

「・・・よっ」

予想通り、Aがそこにいた

「あ、キバ・・・どうかしたの？」

「お前こそ何で此処に？」

「・・・質問には答えた方がいいと思うけどね・・・」

苦笑しながらも、Aは「思い出があるから」と答えた

「・・奇遇だな、俺も此処に思い出があるんだ」

「！・・・へぇー・・・。それってさ・・」

そういって、木にもたれかかっていた体を起こす

「昔此処で誰かに会って、約束した・・・。とか？」

「！」

「あぁ・・そうだぜ！」

「やっぱりなー・・・」

そういうと、腰を下ろした

俺も隣におろす

「さっき見たときから『もしかしたら・・』って思ってたんだよね」

「一緒だな！」

ニッと笑うと、Aも笑った

「んで・・・？」

「あ？」

「泣き虫は直ったかしら？」

～～ッ！

覚えてたかッ！

「直ったぜ！」

「へぇー？」

「んだよ、その顔！」

「べっつにぃー？まだ泣き虫君かな？って思ってるだけｗ」

「うわっ！ムカツクぜ、それ！」

“また、サクラの下で会おうか”

“なんでサクラの下？”

“私たちだけの秘密の場所”

“いいぜ！”

“フフッ・・・じゃあね”

“あぁ、またな！”