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イナズマイレブンGO 究極じゃなくても2 ページ36

負けた

正確には同点引き分け

別に悔しくは無い

楽しかった

久しぶりに思い切りサッカーを楽しめた

しかし


『雷門に勝って、究極になってやる』


自分がした約束を守れなかった

Aとは結局ムリなのか


ため息をついた


「何してる」

「!A・・・」


転がっているとAが木の陰から出てきた


「・・俺勝てなかった」

「知ってる」

「・・・でも俺は究極じゃなくてもいいと思えた」

「知ってる」

「期待を裏切って悪かったな」


考えてみればこいつはフィフスセクターの管理サッカーを推薦している

同点の俺などただの負け犬としか見ていないのだろう

俺のことを考えてやるといったのは、きっと俺を強くするためだろう

強ければ管理サッカーは大きく、強くなる


もう一度ため息をつく

まぶしい太陽に眉をひそめた


「・・・白竜・・・」

「なんだ」

「フィフスセクターからは出るのか」


そんな問いに俺は起き上がる

まっすぐな瞳がこちらを見ていた


「・・・あぁ」

「そうか」


フッと笑った

これで


お前ともお別れだな


未練がましいかもしれないが、正直叫びたくなった


「私もフィフスセクターにはもう従わない」

「・・・は?」

「お前たちのサッカーを見て、心が戻ってきたんだ」


サッカーが好きだったあの頃に、と微笑みながらAは言った

そうだ

俺が好きだったのは

こんな風に笑うAの顔で


「・・・じゃあ俺と付き合うっていうのは・・」

「それは話が別だな」

「・・じゃあ・・」

「だが」


Aが俺の口に人差し指を当てた

不覚にもドキリと心臓が鳴った

そんな俺の顔に、Aは満足そうに笑った


「お前についていってやる。私が認めるほどの本当の強さを持ち、私を好きにさせてみろ」


前に言われた台詞

俺はクッと笑った


「いいぜ・・・俺のプレー見てろよ?」

「あぁ。私もサッカープレイヤーとして入るがな」

「なっ!?」

「せいぜい私の足を引っ張るな」


絶対に好きにさせてやるさ

あとがき→←イナズマイレブンGO 究極じゃなくても(アンさんリク)


ラッキーアイテム

革ベルト


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マコト(プロフ) - お、おめでとー!(^^)! (2012年11月19日 18時) (レス) id: db199a0389 (このIDを非表示/違反報告)
音桜(プロフ) - マコトさん» テストとりあえず一日目終わったよん♪ (2012年11月19日 17時) (レス) id: 793d507468 (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - えー?!い、いやだ (2012年11月18日 20時) (レス) id: db199a0389 (このIDを非表示/違反報告)
音桜(プロフ) - マコトさん» だよなーwテストまたあるんだww (2012年11月18日 18時) (レス) id: 793d507468 (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - うん。そしたら勉強しなくていいww (2012年11月18日 12時) (レス) id: db199a0389 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音桜 | 作成日時:2012年3月16日 20時

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