イロイロ短編集♪２ (ページ34)

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ＮＡＲＵＴＯ　名前不明ページ34

はーい、私はAです

今？

今はね任務で砂の国にきてるの

年齢？

秘密★

「えぇーっと・・・迷っちゃった★」

テヘ☆

私方向音痴なんです

どーしましょ？

砂の国って私の国と違うから分からなーい

「んー・・・あ、そこのキミ！」

「・・・ぇ？」

私は近くにいた男の子に声をかけました

見る限り砂の国の子供です

でも私が声をかけると肩をビクリと震わせました

なぜでしょう？

私そんなに怖いんですか？

あ・・・

暗部の仮面付けてました★

これは怖いですね～

「ごめんね、ほら仮面は取ったよ～」

そういって近づくと、少しばかり警戒を解いたようです

こんど火影様に仮面をもうちょっと可愛いのに出来ないか交渉してみましょう

ウサギとかウサギとかウサギとか・・

「えっと、私任務で砂の国に来たんですけど迷っちゃったんです。良かったら道案内お願いできますか？」

子供と目線を合わせるためにかがみながら喋りました

「・・・いいよ」

「本当ですか？ありがとう御座います」

良かったー

そう思いながらニコニコと笑うと、子供はどこか照れたようにうつむきました

・・・可愛いですね

こういう弟が欲しかったです・・・

あ、別に今の弟が嫌いなわけじゃないんです

ただこういう・・ねぇ？

「じゃあ、案内してください。××というところなんですけど・・・」

「うん・・・」

コクンとうなづいてその子は歩き始めました

なんて可愛いんでしょう！

・

「あ、ここですぅー。ありがとう御座いました！」

「え、ううん・・・別に・・・」

「本当に助かりました～。良かったらお団子食べます？」

そういって懐から取りだしたのは串団子

弟が私のために頑張って作ってくれたんです

兄の大好物を←

私のために

「い・・いただきます」

「どうぞどうぞ。おいしいですから」

１０本あった団子はとても美味しくて、男の子と半分こしてすぐになくなりました

弟よ・・ありがとう！

「じゃあ、帰りますね～」

「ま・・またね」

「もちろんです！」

バイバイをして私は木の葉に帰りました

そういえば

あの子の名前聞くの忘れてました

私としたことが・・・

×

またお姉さんに会いたいな～

「我愛羅様？」

「夜叉丸！」

「いかがなさいましたか？」

「あのね、やさしいお姉さんに会ったの」

「それは・・良かったですね」

「うん」

あ・・

お姉さんの名前、聞くの忘れちゃった・・・