イロイロ短編集♪２ (ページ19)

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ＢＬＥＡＣＨ　私だけ　ページ19

貴方の瞳には私さえ映ればいいの

私以外を映さないで？

お願い・・・

あぁ・・・・私だけを映すようにすればいいのね

・

「Aちゃーん！一緒に食べよぉー♪」

私を呼ぶのは織姫ちゃん

かわいくて素直でとってもいい子

女の子らしくて少しドジで天然だけど、女の子ってこういうのかな・・・って思うんだ

「うん」

笑ってお弁当を持って織姫ちゃんのところへ行く

すでに机はくっつけてあった

「ねーねー！彼どう！？」

「え？///彼って・・・？」

もちろん、思い当たることはある

でも恥ずかしい

「もぅ！！分かってるんだからねー！やさしい？」

目をキラキラとさせてくる

「うーん・・・優しくはないかな・・・？反抗的。でもたまに見せる表情がかわいくて・・・・///」

「そうなんだ！」

「うん///」

「あたしの彼はね、優しいよ！前とは大違い！前も優しかったけど、今はあたしがいないと生きていけない！とか言ってくれるんだ」

嬉しそうに、恥ずかしそうに話す織姫ちゃんはとても可愛い

私も織姫ちゃんみたいに生まれたかったなー・・・

「あ、今日は寄り道しないで帰るね」

「そうなの？」

うん、と織姫ちゃんが食パンをかじる

いつも思うけど、織姫ちゃんのお弁当って不思議・・・

彼はおなか壊さないのかな？

「帰る時間が遅れると心配しちゃってるから・・・」

「ノロケなのね」

「うん」

無邪気な笑顔だから許すよ！

あぁ・・

私の彼も素直になってくれないかな・・・