イロイロ短編集♪6（リク消化最優先！） (ページ28)

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BLEACH　仮面の軍勢（ほのぼの・時雨さんリク）　ページ28

「ねーねーリサちゃん、スカート短くない?」

「どこがや」

「だって見えちゃいそう」

「Aは分からへんのか…」

「何が?」

「これはな―――見せとるんや」

キリッ

「あーなるほどぉ。リサちゃん美脚だから、見せなきゃってことだね。美人のチラ見せは需要あるしね」

「なんやわかっとるやん。そうやでA。需要があるんや」

「そっかそっかぁ。じゃあケンちゃんの筋肉も」

「あれもな、需要があるんや」

「そうなんだぁ」

「でもなA、一番需要があるんわアンタや」

「…え」

「ええ感じに仕上がっとるやんか。やっぱり見せるべきやで」

「リサちゃんとお揃いでセーラーでも着る?」

「少し小さめにして強調するんもありやで」

「え」

「やっぱり萌え袖かな」

「え」

「スカートは膝丈にして、風でめくれやすくしよか」

「え」

「あー、でもニーハイやと見えへんしなぁ」

「ごめんリサちゃんちょっと何言ってるかわからない」

「任せときA!!」

「任せちゃ駄目な気がする!! ヒヨちゃん!! ヒヨちゃあああああん!!」

＊

「―――で、どないしたんや」

「リサが自分の世界に閉じこもってしまったから、ヒヨリとローズで止めにいってる」

「お前に引っ付いとるのは」

「甘いものを食べてリサを視界に入れないようにしているAだね」

「拳西と白は」

「さすがに可哀想に思った拳西が、ヒヨリとリサの間に入って、奇跡的に２人からダブルパンチを食らってね。キレたから白に頼んで買い物に行ってもらった」

「あー…なるほどなぁ」

「そうしていると兄妹のようデスね、お２人さん」

「どうせなら恋人って言ってほしかったなぁ」

「黙っとき、ラブ」

「兄妹だよ」

「え」

「私にとって、仮面の軍勢は仲間であり、家族でもあるんだから」

「A…。それなら俺がAの旦那ってことやな」

「真子ィィィィィ!! 聞こえとるんじゃこのハゲェェェッェェ!!」

「リサちゃんもヒヨちゃんもシロちゃんも」

「はっちゃんもシンじゃんもケンちゃんも、ラブちゃんもローちゃんも」

「みんなみんな、私の大切なお姉ちゃんとお兄ちゃんだよ」

「よっしゃ今日は出血大サービスや」

「家族サービスじゃド阿呆」

「可愛い妹のために甘いもの買い占めるでー!!」

「当然、長男は――」

「――俺だな」

「平和デス」

「あー、なんだなんだどうした」

「たっだいまぁー!!」

「おかえり!!」