NARUTO ゼツ(ミナさんリク) ページ4
フラフラと帰って来ては気付けばいなくなる
それがAだった
暁で紅一点だった小南が連れて帰ってきた気楽そうな少女
『今日から暁に入るのでヨロシク』
アカデミーの生徒に挨拶をする担任の教師みたいな口ぶりでAは言った
おかしな奴、そう思った
『馬鹿そうな人だねー』『ソウダナ』
それがゼツの第一印象だった
・
それから仲間として過ごしていくうちに評価は変わっていく
いい方向へと
忍としての腕前はイタチと同等かそれ以上
面倒見が意外と良くて、さっぱりとした性格だったからすぐにみんなの注目を集めた
けれど、Aは暁のアジトに一週間として居座ることはなかった
長くても五日間
短ければ一日だけ
そして気付けばいなくなる
それでもすぐに帰って来る
今日もそうだった
ただいま、と言って彼女は帰って来た
お土産に賞金首と名物食品を持って
「お帰りなさい、A」
小南が真っ先に駆けつけて抱きしめる
Aが抱きしめ返して微笑む
「これ、リーダーと南ちゃんの分ね」
「まぁ、ありがとう」
「この首は角都へ」
「む・・。・・・換金所へ行ってはくれなかったのか」
「サービスは提供していません♪んで、飛段とデイダラとサソリはこれね」
「サンキュー」
「上手そうだな、うん」
「毒とか入ってねぇよな」
「毒は専門外だってのに」
「Aさん、僕のは!?」
「あ、忘れてt「うわぁぁぁぁぁぁっ!」嘘だって・・はい、コレだよ」
「ありがとうっス!一生の宝物にします!」
「腐るよ」
笑い声が響く
アジトの中が和やかな雰囲気に包まれた
「イタチと鬼鮫は任務?じゃあここにおいておくから触るなよ?」
「触ったらどうするんです・・。ごめんなさい、ごめんなさい、本当にごめんなさい。冗談です。だから笑顔でチャクラを練らないで下さい!」
土下座をするトビ
その様子を見てまた笑う
「じゃ、あたしはこの辺でドロン」←
「今日はアジトに泊まれよー」
「OK!」
・
ストッと隣に現れたのはA
「よ、ゼツちゃん」
「あれ、Aじゃん」「帰ッテキタノカ」
にこー、と笑ってそのまま腰を下ろす
二人で夜空を見上げている
「はい、これ。お土産」
「え、本当?ありがとう!」「食イ物カ?」
「食べ物だと」
包みを開ければ可愛らしい花の形をした砂糖菓子
おぉ!と感嘆の声を上げる
その様子を嬉しそうに見つめるA
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ヒカリ - すみません間違えて続編があるのに気がつきませんでした。続編に書きます。 (2017年6月18日 5時) (レス) id: af8ab5d7d9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - あの、リクエストで、BLEACHで異世界から来た女の子と朽木白哉さんの恋物語を書いて欲しいです!お願いします! (2017年6月18日 5時) (レス) id: af8ab5d7d9 (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - 音桜(隠居中)さん» ありがとうございます!これからも更新頑張ってください! (2014年8月26日 2時) (レス) id: 676dabd545 (このIDを非表示/違反報告)
音桜(隠居中)(プロフ) - miyuさん» バカップルを最近書いていなかったので楽しかったです。でも勢いで書いたんで所々阿呆が目立つ…。こんなのでよければまたいつでも。基本暇してるので気分が乗ったらすぐにでも取り掛かりますから! (2014年8月26日 2時) (レス) id: c5451431f8 (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - うおおおおおおおお早速リクありがとうございます!素晴らしいですね!またリクしていいですか? (2014年8月26日 2時) (レス) id: 676dabd545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音桜 | 作成日時:2013年3月22日 13時