お砂糖センパイッ ___Shori.S (ページ34)

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貴方side

はぁ…

ついに来てしまった放課後

思い足取りでA組に向かう。

神崎「…」

私を見つけるなり神崎センパイは、
無言で立ち上がり近づいてきた

そして誰にもばれないように紙を渡して来た

- 10分後に東館の校舎裏に来て -

紙にはそう書かれていた

よく漫画ではボコられたりする場面だ

10分後ということは少し余裕があるし

お手洗いに向かう

でてくると急に手を引かれる

松島「やっと見つけた！帰るよ」

『ごめん聡ちゃん！先帰ってていいよ、！これから用事あるの…』

松島「なんかやらかしたの？
大丈夫？待ってようか？」

心配してくれる聡ちゃん

『大丈夫！先生からの呼び出しだしwじゃーまた明日ね～』

べつに嘘つく必要もないのに嘘をつく

松島「わかった、じゃー、気をつけてかえるんだよ？」

『はーいっ』

聡ちゃんと別れると

約束の時間まであと2分

やばっ！

・

・

『ハァッ…すいません、遅れました…』

神崎「べつに。…貴方昨日私の電話でた？」

『…サトウ…先輩のですか？』

普段なれない呼び方をする

神崎「そうよ。勝利が言っててね、つきまとわれてて嫌な子がいるって。それってあなたのことよね？」

『えっ…』

一瞬にして思考が止まる

確かにお砂糖センパイは彼女じゃないとは言ったけど…

私のこと好きなんかじゃなくて

むしろ… イヤだった…？

確かにつきまとってるようなものだし…

神崎「あら？笑図星かしら？まぁ、そうゆうことだからこれから先近づかないで。もし近づいたら…」

パチンッ(指を鳴らす

ゾロゾロ…

神崎「この人たちにこれから起こること何回もさせるから」

神崎センパイが指を鳴らすとでてくる5人くらいの男の人

暴力？…それとも、精神的苦痛？

たぶん、暴力だろう…

待って…

神崎センパイ今、「これから起きること」っていった？

神崎「やりなさい」

男「顔は避けないとだよなー…とりあえず、腹なぐっとくか」

男「なにげ可愛いし、殴る以外もしちゃう？笑」

なんて近づいて来て

逃げ場をなくす

二人に取り押さえられて
お腹や顔も殴られたり蹴られたりする

痛いよ…

『ゲホゲホッ…先輩…？なんでです…か？』

神崎「まだわからない？勝利の迷惑に…

「A!!!!」