お砂糖センパイッ ___Shori.S (ページ32)

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岩橋side

『おはようございます！』

実はこれで4回目なんです

『おーはーよーうーございまーす！』

もうそろそろ怒るんじゃない？

『……………(チッ』

佐藤「今舌打ちした…？」

え！？

『お砂糖センパイが無視するからです～！』

佐藤「だって朝からうるさいんだもん」

『だからって無視しなくても！』

なになに
なにがあったの

周りの俺らポカーンだけど

神宮寺「ナニガアッタ」

松島「ナンデソウナッタノ」

なんでカタコトwww

でもその通りだよ！

二人の間になにがあったの

佐藤「静かにして」

『おはようくらいいってくださいよ～』

佐藤「はい、おはよー」

『そんなすんなりいわれるとなんかぁーw』

佐藤「はいはい、早くいくよ」

『はーい…』

明らか仲良くなってる二人の関係

考えてると強い香水の匂い

神崎「勝利くんおはよ♡」

神崎さんだ…

神崎「玄樹くんもおはよ♡」

佐藤「…」

岩橋「おはよう…」

神崎「…貴方、、だぁれ？」

首をわざとらしくかしげる

『…Aといいます、、』

Aちゃんも少しおどおどしてる

神崎「…あらそう？後輩よね？

あとで話したいことあるからA組にきて？」

『…はい』

完璧怯えてるじゃん、

勝利もすごく睨んでて

神崎「それじゃ、また後で♡」

神宮寺「…あの人誰」

佐藤「同じクラスの神崎さん」

岩橋「まぁ男子からの人気は高いよね」

俺らは嫌いだけど…

神宮寺「ふーん…俺あんま好まない」

松島「うーん…なんか怖そうだねw」

なんて口々に出てくるのは
俺らと同じ意見。

『……』

考え込んでるAとそれを見つめる勝利

キーンコーンカーンコーン

5人「『やばっ！』」

・

それぞれの教室に別れる

ガラッ

菊池「はい、遅刻～」

バシッ

バシッ

佐藤「いっ…」

岩橋「いったーい」

ガヤガヤ

菊池「はい、静かに～。
岩橋と佐藤は席につけ～、一応遅刻にはしないといてやるから」

なんだかんだ優しいな