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≠恋人 ページ38







勝利「『すぴーどっ!!』」




あれから部屋に戻り、のんきに先輩とトランプ

合宿だから遊びにきてるわけじゃないんだけど…楽しみたいじゃん?(ダメです)


でも部長から許可されてるっぽいし!

問題ない!



















勝利「そろそろ寝る?」



『はい!』





スピードを何十回とやった後
やっと就寝…

というわけでもなく、布団をかぶって
お喋りをする




勝利「Aちゃんの国語の先生って誰だっけ」



『塾ですか?田中先生です』



勝利「あー!教え方うまいって人気だよね」





塾話に花を咲かせていると、ふと
先輩がもぞもぞ動き出した

どうしたんだろう…と隣を見ると
いつのまにか布団から出ていた


急に窓の下に座り、空を眺める先輩





『どうしました?』



勝利「そういえば、ここ星が綺麗って有名で」



『そうなんですか!』





私も布団から抜け出し、先輩の隣に座る




勝利「Aちゃんって星座詳しかったりする?」



『あんまり…ですね』



勝利「あー僕もだ」






お互いだんまり空を眺めていると、
部屋の外から話し声が聞こえた





?「わかった、高嶺。佐藤に伝えておく」



すみれ「お願いします」





どうやら先生と高嶺先輩らしい


声を聞いた佐藤先輩は、慌てて私と
先輩自身に布団をかぶせた

さすがに起きてるのがバレたらまずい


同じ布団に入りながら、二人が早く立ち去る
ことを祈りながら会話に耳そばを立てる





先生「いやーそれにしてもこんな夜遅くまで明日の練習メニューを考えてくれるなんてなぁ」



すみれ「副部長として当然のことです」



先生「いやーお前はできるやつだ」



すみれ「ありがとうございます」





高嶺先輩ってやっぱりすごい人なんだ…


こんな先輩なんだから、絶対佐藤先輩は
私なんかより高嶺先輩を選ぶに決まってる

そう思うと悲しくなり、無意識に
佐藤先輩の方を向いた


すると、目があった

いつから見られていたのかは
わからないけど、緊張する


でも、目が離せない



布団の隙間から入る月明かりが
先輩の綺麗な顔を照らしている、と思ったら









『!?』









キス…されてる___________?







≠恋人→←作者から(新作)



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kai(プロフ) - 更新、もうしませんか…? (2020年4月11日 7時) (レス) id: 45688026f5 (このIDを非表示/違反報告)
- 結末がめっちゃ気になります... (2019年6月29日 0時) (レス) id: 0c3676ee5b (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 結末が気になるんですが。更新頑張ってください。早く見たいです。 (2019年4月5日 5時) (レス) id: 5ab1513db0 (このIDを非表示/違反報告)
ふまこ(プロフ) - 続き読みたいです…! (2019年1月10日 15時) (レス) id: 6685b9f53d (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - 続き気になります!はるぴーさんと同じ意見です! (2019年1月7日 7時) (レス) id: 5194e23ccd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクココア | 作成日時:2016年12月16日 12時

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