43 ページ47
sho
朝から廉がおかしい気がする。
なんか常にソワソワしてるような･･･
うーん？
廉せっかちだからいつもこんな感じだっけ？
「ねー、さっきれん俺の話無視してどっか行ったでしょ笑」
r 「ごめん笑 すごい喉乾いてて笑」
「まぁ、いいけど、笑 朝から国語とかしんどすぎ〜」
r 「国語なんていい方やろ！笑」
れんと話していると授業が始まった。
あー、まじで最初から意味わかんないわ。
隣の人と小説をペア読みしてという指示があり、廉と向かい合って音読をする。
「えーと、私はこの、こんだく？？」
漢字にめっぽう弱い俺は毎回廉に迷惑をかけまくり笑
「なんて読むの〜笑」
いつもなら廉はすぐ読み方を教えてくれるんだけど、今日はすぐに教えてくれなかったから自分から聞く。笑
r 「ん？今どこ読んどるんやっけ、笑」
「ここだよ笑」
r 「あぁ こんとん な。」
「私はこの混沌としたチームを･･･」
なんか今日は廉も俺と同じくらい読み方が下手。笑
なんかすごい焦ってる笑
「ねぇ廉落ち着いて笑」
r 「ん、ごめん、、笑」
ペア読みが終わり、俺はぼーっと黒板を眺める。
ふわぁ、、眠いなぁ･･･
んー、、
r 「しょう、、」
俺が眠りの体制に入ったとき、隣の廉に呼ばれた。
「はぁい？」
r 「トイレ、、、」
廉はモジモジしながら俺にしか聞こえない声で訴える。
「抜けさせてもらう？」
r 「おんっ、、っ」
なんかやばそう、
俺は手を挙げて、体調が悪いと言って廉と授業を抜けた。
廉は教室を出ると走ってトイレに向かった。
俺もその後を追いかけてトイレに入る。
「なんだ、お腹痛いのかと思った。笑 授業前にトイレ行くの忘れたの？」
普通に小便器で用を足している廉を見て安心した。
r 「ん、時間なくて、笑」
「めちゃくちゃ具合悪いのかと思ったじゃん。笑」
r 「ごめんごめん。 戻ろ？」
トイレを出て、教室に戻る廊下を歩いていると、廉が立ち止まった。
「ん？どした？」
r 「もっかい、トイレ行ってくる･･･」
「え？今したじゃん？」
廉は俺の返事も聞かずに、またトイレに戻る。
俺はよく分からないまま、廉のトイレが終わるまで待つ。
でも廉はトイレを出ようとしない。
「廉、どした？」
r 「保健室、行きたい･･･」
「ん、そっか、じゃあ行こうな。」
すごく不安そうな顔で言うから、俺も心配になる。
どうしたんだろ･･･
不安そうな廉の背中を撫でながら保健室に向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 693人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
win(プロフ) - るいさん» ありがとうございます！更新がんばりますので応援よろしくお願いします。 (2020年6月21日 21時) (
レス) id: 7efd27f1a2 (このIDを非表示/違反報告)
るい - 次の更新を楽しみにしてます！ (2020年6月17日 14時) (レス) id: c499f5c882 (このIDを非表示/違反報告)
win(プロフ) - ひよりさん» 喜んでいただけてよかったです(＞＜) これからもよろしくお願いします！ (2020年6月14日 19時) (レス) id: 7efd27f1a2 (このIDを非表示/違反報告)
ひより - リクエスト書いてくださってありがとうございました！めっちゃよかったです(*´∇｀*) (2020年6月12日 20時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
win(プロフ) - る〜さん» リクエスト本当にありがとうございました！これからもよろしくお願いします<(_ _)> (2020年6月1日 20時) (レス) id: 7efd27f1a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：win | 作成日時：2020年5月17日 0時
