no.34 ページ34
「ちょ、紫耀大丈夫？？」
廉君が急いで紫耀君を担いでベッドに寝かせた
「Aちゃん、廉、来てくれてありがとう」
私が冷えたタオルを紫耀君に渡すと、
「えー、Aちゃんがのせてよ」
と、ニヤニヤした顔で言われた
でも、その奥には本当にしんどそうな紫耀君がいたから
すぐにのせて、寝るよう促した
10分くらい廉君と2人で見守っていると、紫耀君はすぐに寝た
それから、やっと気づいた
―――紫耀君が寝てしまったら廉君と2人になってしまう
その瞬間手汗が止まらなくなって廉君に気づかれないように
自分の服で拭いていたら、廉君に突然腕をがばっと掴まれた
「え、ちょっ、何！？」
廉君は、何も言わずに私の目を見つめていた
「…」
私が、見つめられているのが恥ずかしくて目を逸らすと
廉君は私の腕を放した
「なぁ、俺と10秒も目合わせられへん？」
廉君が放った言葉が耳の中で3回くらいに聞こえた
そのせいで口から声が出なかった
すると、廉君は体育座りをして、
「俺と10秒目合わせられへんかったら
お仕置やで？」
と言って、また私の事を何も言わずに見つめてきた
お仕置が何なのか知らされるわけもなく、
私の顔が真っ赤になっていることもわかってて
廉君のことをジーッと見つめていたら
「…ッフ」
と、廉君が10秒経つ前に笑ってしまった
私はおかしいと思ってつい笑ってしまった
すると、廉君は私に背中を向けて
「さっきのはナシや！
ホンマ、忘れろ！！」
と言った
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たまおのおっかけ(プロフ) - ながちぇ担ティアラさん» ありがとうございます(*^^*) ながちぇ担ティアラさんも、お体を大切にしてください(*´ω`*) (2020年5月2日 0時) (
レス) id: 447876b607 (このIDを非表示/違反報告)
ながちぇ担ティアラ - すごい面白いです！ 更新楽しみにしてます！！ (2020年4月28日 21時) (レス) id: b4d5e7e24c (このIDを非表示/違反報告)
たまおのおっかけ(プロフ) - あかちゃんさん» そう言っていただけると、嬉しいです！！(*´▽｀*)これからも頑張ります('◇')ゞ (2020年1月19日 0時) (レス) id: 447876b607 (このIDを非表示/違反報告)
あかちゃん - おもしろいです。頑張ってください！ ^∀^ (2020年1月18日 21時) (レス) id: ba4c1bea3f (このIDを非表示/違反報告)
たまおのおっかけ(プロフ) - Nextさん» 初コメントだ！！ありがとうございます！頑張ります(`・ω・´) (2019年10月13日 22時) (レス) id: 447876b607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまおのおっかけ | 作成日時：2019年9月1日 2時
