no.30 ページ30
「Aちゃ〜ん
帰ろ〜」
紫耀君が、カバンを振り回しながら私の前に歩いてきた
「うんっ」
すると、紫耀君はカバンを地面に置くと、
その中から教科書を出した
あ、そういえば教科書貸してたんだった…
「あ〜りがとっ」
ニッコニコの笑顔と一緒に、教科書を渡された
「どういたしましてっ」
私が教科書を自分のカバンにしまっていると――
いきなり紫耀君に腕を引っ張られて
教科書はカバンの横にバタッと落ちて、私は手洗い場の陰に連れられた
紫耀君の瞳が、じわじわと大きくなっていってる気がする
「…ずっと、迷ってて」
紫耀君の一言で、私も紫耀君のことをずっと見つめていた
「やっぱり好きだなぁって…
だから、俺と…付き合ってくれませんか？」
胸が、とてもジンジンしている
紫耀君から、告白されるなんて、思ってもなかったし
予想外のこと過ぎて、どういう表情をしていいのかわからなくて
無造作に下を向いてしまった
それについて、紫耀君はどう思ったのかは知らないけど…
でも、今は紫耀君の告白の事で頭がいっぱいなはずなのに
なぜか、ずっと廉君の姿が浮かんでいる…
廉君が、笑っている顔が…
それで、やっと気づいた
私は、廉君のことが…いつの間にか好きになってたって……
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たまおのおっかけ(プロフ) - ながちぇ担ティアラさん» ありがとうございます(*^^*) ながちぇ担ティアラさんも、お体を大切にしてください(*´ω`*) (2020年5月2日 0時) (
レス) id: 447876b607 (このIDを非表示/違反報告)
ながちぇ担ティアラ - すごい面白いです！ 更新楽しみにしてます！！ (2020年4月28日 21時) (レス) id: b4d5e7e24c (このIDを非表示/違反報告)
たまおのおっかけ(プロフ) - あかちゃんさん» そう言っていただけると、嬉しいです！！(*´▽｀*)これからも頑張ります('◇')ゞ (2020年1月19日 0時) (レス) id: 447876b607 (このIDを非表示/違反報告)
あかちゃん - おもしろいです。頑張ってください！ ^∀^ (2020年1月18日 21時) (レス) id: ba4c1bea3f (このIDを非表示/違反報告)
たまおのおっかけ(プロフ) - Nextさん» 初コメントだ！！ありがとうございます！頑張ります(`・ω・´) (2019年10月13日 22時) (レス) id: 447876b607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまおのおっかけ | 作成日時：2019年9月1日 2時
