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_______遡ること5時間前





渡辺「は〜あ」

向井「最近しょっぴーため息多ない?恋の煩いが‎原因なんやったら今ここで解決しとかな!」

渡辺「んー。会いたいんだよ、会いたいんだけど連絡先聞くの忘れちゃって」

向井「地頭が硬すぎるわ!会いに行けばええだけの話ちゃうの?」

渡辺「ってことは、直接?」

向井「ちょーくーせーつー」

渡辺「引かれたりしないかな・・」

向井「そんなんは二の次に考えんねん、じゃないといつまで経っても会えへんで!」

渡辺「んー、」

向井「俺が言えるのはここまで!あとはしょっぴー次第ってとこやな、もう撮影も終わったんやし、___」

渡辺「行ってくる!」



っていう康二の後押しもあって撮影場を飛び出してそのまま記憶を辿ってAちゃんの家に来た。

のはいいんだけど、ずっと浮かない顔してて、元気がないというか笑顔すら見せてくれなくて、

まぁ理由を聞いたら俺がSnowManだったってことに気づいたっぽくて、見るからに純粋そうなAちゃんに「会ったりすることがダメ」って言われちゃった。

やっと会えたのにこんなこと言われちゃうなんて、

・・・正直、お手上げだよね。



俺がいいって言ってるのにそれでも歯切れの悪いAちゃんに、気づいたら自分の気持ち打ち明けてた。

どれも嘘ひとつない本当のことなんだけどさ、

真っ直ぐ見つめてくれる、そのうるんだ瞳に、胸が苦しくなって、最大限の保険をかけてキスをした。



戸惑っては居たものの、"嫌じゃないから殴らなかった"なんて言われて、

・・またもやお手上げ。


俺のペースに合わせたいのに、Aちゃんのペースにどんどんハマっていく。





ほらまたそうやって、

"い、嫌だったらその手で・・ぶん殴って・・ください"

って俺にキスしてくんだよ。





俺なんかよりずっとずっと、

一枚も二枚もAちゃんの方が上手だって知った夜。





そして、俺たちの恋がスタートした夜。

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設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太   
作品ジャンル:タレント
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poyon(プロフ) - Harunoさん» Haruno 様 コメントありがとうございます☆嬉しい言葉いただきとても嬉しいですー!励みにがんばります♩ (2021年10月17日 0時) (レス) id: 38db809007 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - はじめまして!題名が気になって読んだら…冒頭からめちゃめちゃ面白いです!続き楽しみにしております…! (2021年10月16日 7時) (レス) @page5 id: c65c76f5bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:poyon | 作成日時:2021年10月15日 2時

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