すのシェア3 (ページ49)

今日:156 hit、昨日:403 hit、合計:163,246 hit

白side ページ49

めめが買ってきてくれたゼリーを食べてやっと薬が飲めたしょっぴー。

本当は病院に連れて行きたかったけど、もう夜も遅いし一旦様子を見ることに。

目「結構眠れてた？」

ラ「うん、いつからソファで寝てたか分からないけど、夕方僕が帰ってきた時も寝てたし、部屋に戻ってからめめが帰ってくるまでも基本は寝てたよ。」

よく寝れてるのは良いことかな。

目「俺見とくから、ラウールは大学のこととかやってきな？」

ラ「え、いいよ。めめも仕事終わりで疲れてるのに、、」

いいからって背中を押されてしょっぴーの部屋を追い出されちゃった。

確かに、2人でいても寝てるしょっぴーにしてあげられることはないし、今日もらった課題を進めたかったのも事実。

ドアに向かってありがとうって頭を下げて、リビングで課題を進めた。

そろそろみんなが帰ってくる頃だし、そしたらみんなしょっぴーのこと気になるだろうから、説明係をしようかなって。

30分ほど課題を進めていると次々に帰ってくるメンバー達。

みんな「翔太どう？」「なべ大丈夫？」って同じ質問をするから、一人一人に説明して。

そこから1時間くらい課題に熱中していると、ポンポンと肩を叩かれて。

ラ「ん、、？あ、めめ。どうしたの？」

目「今しょっぴー起きたんだけど、ラウールどこ？って探してて。来れそう？」

ラ「あ、うん。いいけどなんだろう？」

めめがいるのにわざわざ俺を呼ぶって、、、

ガチャ

ラ「しょっぴー、、、？おはよう。どうー？」

翔「、、ん、、だいじょぶ、、」

とろんとした目で見つめるしょっぴーは、相変わらず体調悪そうだけど、さっきよりは顔色も良くなってる気がする。

ラ「何かあった？なんかしてほしいことあった？」

呼ばれた理由が気になってベッドサイドに座ると、布団の中からひょこっと出てきた手。

翔「、、、おきたら、ラウールいるとおもった、のに、、」

、、、なんて可愛いことをいう人なんだ、、、

ラ「寂しかったの？めめいたでしょ？」

翔「ラウが、いいの、、」

そんなこと言われたら、いつまでだって隣にいるよ。

手をとってギュッと繋ぐと満足したように目を閉じた。

fin.