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黄side ページ5

撮影が終わって、衣装を脱いで、いつもダラダラするふっかをたしなめるラウールとか、どうせみんなで帰るのに、1人ハイスピードで帰る支度を終わらせる翔太とか。

いつも通りの光景。

帰る前にトイレ行っとくか〜って楽屋を出て、さっと用を済ませて楽屋に戻る途中。

自販機コーナーの前にピンクの髪。

何選んでんだろうな〜って思いながらもその後ろを素通り。

あ、俺もコーヒーだけ買って帰るかって2秒後くらいに振り返ると、

照「、っさくま！！！」

自販機の前で倒れた佐久間が目に入って、サッと血の気が引く感覚。

照「ちょっ、、、佐久間？！」

佐「っはぁっ、、はぁはぁっ、、、」

明らかに異常な体温。

多少の体調不良は気付けないくらいの佐久間が倒れるほどの熱って、、、、

佐「はぁはぁっ、、ひか、、、、」

照「、、熱、隠してたのか？」

身体に全然力が入ってなくて、支える俺にぐったりともたれかかる佐久間。

照「楽屋、運ぶからな。」

一応伝えたけど、反応する力も残ってないみたい。

ガチャッ

阿「あ、照。ドーナツ、、、えっ、、？」

照「ごめん、ソファ空けてもらえる？」

みんなが集まってドーナツ食べているところ申し訳ないけど、俺が抱える佐久間の状況を見た途端すごいスピードで片付け始めた。

深「何この熱、、、隠してたってこと？」

楽屋で測ると39度近くて。

照「分かんないけど、、ここまで急に熱上がることないでしょ。」

阿「佐久間、今日楽屋にいない時間多かった気がする。バレないようにしてたのかも、、」

照「はぁ、、、。熱に気付けなかったり隠して倒れたり、、、」

深「照、、？怒るのは治ってからにしてあげてね、、、、？」