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黒side ページ22

「ただいまーーーー！！！！誰かー！！！！」

リビングでくつろいでると玄関から大きな声が。

照「、、、なに？佐久間？」

目「だと思う、、。俺行くよ。」

なーんか変なもの届いてたりしたのかなぁなんて呑気に玄関に向かうと、

ガチャッ

佐「お、めめじゃん。ちょうど良かったわ。」

目「ん、、、？なになに？？」

佐「ちょっと靴履いて外来てー。手助け必要なんよ。」

何も分からず玄関を出ると、佐久間くんの車に乗るラウール。

そういえば今日2人のリハーサルがあったよなーなんて。

でも何で？

佐「ラウール、足首怪我したらしくて。俺じゃ運べないからお願いできる？」

目「、、、、、、、えっ？怪我？！」

ラ「ごめんね、、、めめ、、。」

しゅんとした顔で謝るラウール。怒ってないし迷惑じゃないけど心配。

目「、、まぁ詳しいことは中で見ようか。おんぶするよ？」

ラウールを背中に乗せて家に戻った。

佐「うぃーただいまー。」

照「おかえり。さっきの何だったの？」

目「あ、これでした。」

照「、、、、え？ラウールどした？」

ソファに降ろして事情を説明すると、心配性な兄たちから事情聴取が始まった。

照「、、、、何してこうなった？」

靴下を脱がせると赤く腫れ上がった足首。

ラ「、、っえっと、、なんか踊り終わったら痛くて、何でかは、よく覚えてないんだけど、、、」

佐「熱持ってる感じ？どう痛いの？」

ラ「んーと、、、じんじんして、ズキズキして、、」

兄たちの真剣な質問にタジタジするラウールに、ちょっと面白くなってきちゃって、

目「そんな緊張すんなよ笑」

ラ「だって〜、、、岩本くんいると思ってなかったから、、、」

照「なんで？俺そんな怒るイメージ？」

目「いや、多分あれじゃない？しょっぴーとふっかさんの腰のマッサージだよね？」

ラウールはこくんと頷くけど岩本くんの頭の上にはハテナが見える。

目「岩本くんの痛ーい診察やらマッサージがあるかもって思ったんでしょ？笑」

ラ「ねーもう笑わないで！！」

こういう時だけ急に年の差を感じるラウールが可愛くて。