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桃side ページ15

チカチカが始まってから15分くらいる経った頃、

翔「、、ん、、っ、、」

佐「来たね〜、、、ふーって、力抜ける？」

翔「はぁっ、、っん、ったい、、、」

俺の手をギューって握って痛みに耐える翔太。

目「首のところ押すよ？」

蓮が伝えてグーっと強めに押す。

翔「んーー、、、っはっ、、つ、」

佐「翔太、、呼吸忘れないよ、、ちゃんと吐いて、、」

背中をさすりながら声をかけ続けるけど、ほぼ聞こえてないかも、、、、

翔「はぁはぁっ、、、っ、ぇっ、、」

佐「、、っ、蓮！袋！吐くかも！」

目「、、っ持ってくる！」

急に目を開けたかと思えば一瞬えづいた翔太。

佐「吐いちゃってもいいよ、苦しいよね、、、」

袋が来るまで必死に我慢してくれてる。

目「っはい！遅くなった、、」

佐「はやっ、翔太ー、もう大丈夫だからね。気持ち悪いの出しちゃおう。」

翔「はぁはぁっ、、っ、げほっ、っおえっ、、っ、」

こういう時のために少しでも食べさせといてよかった、、、

気持ち悪いのに吐けないと余計苦しいからね。

翔「っえっ、、げほげほっ、、はぁはぁっ、、、っ、」

佐「翔太、、？翔太！」

吐ききって、グダっと力が抜けた瞬間。ふわっと意識が飛びそうになったところを大きい声で飛ばさないように。

翔「はぁはぁっ、、、ん、、」

目「これ、片してくるね。氷枕も持ってくる、、」

軽く口だけ吹いて、正面から抱えていると俺の肩に頭をグリグリ押し付けてきた。

佐「頑張ってるよー、、、薬効いてくるからね、、」

結局、痛みが出てから1時間くらい経ってやっと薬が効いてきたみたい。