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深「という事で行ってらっしゃい!」
岩「翔太見返してやれ見返してやれ!」
渡「おお、見返してやるよ」
何故かウキウキしている翔太くんに手を引かれ渋々歩き始めた
『意味わかんない· · ·有り得ない、こんなはずじゃなかった』
向「なんで俺なん· · ·」
康二くんと私でブツブツ言いながら入口の扉を開けた
向「あ、めっちゃ怖い· · ·」
渡「あ、ちょっとこれやばいぞ」
『· · ·はぁ』
一旦閉める扉
渡「これリタイアで大丈夫です?」
さっきまで見返してやるとか言ってた奴が何言ってんの
康二くんの腕をぎゅっと握っていると急に行くと言い始めた
向「ちょ、もう行こ?皆にナメられるよ」
2人の後を追うように中に入ると真っ暗でそれだけで怖くなった
渡「うわ、これやばいな· · ·」
1番後ろを歩く私を翔太くんが真ん中に入れてくれた
向「A、俺の背中持っとき?」
康二くんのシャツを握って、その後ろから翔太くんが康二くんの肘を持ち2人に挟まれてゆっくりと進み始めた
渡「お前大丈夫?何も話してないけど· · ·」
小刻みに何度も頷くと急に声を上げる康二くんにびっくりして翔太くんも声を上げた
向「うわっ!!!」
渡「うわぁぁぁ!」
『いぎやぁぁあぁぁぁぁぁあ!!!』
お化けが来たと思って康二くんに思いっきり抱きつくと何もなかった
向「ごめんっ」
『っはあ、寒い· · ·』
渡「寒いよね」
またゆっくり歩き始めた
“うわぁぁぁぁぁあ”
『いやぁぁぁあだぁあ!!』
向「うわあ!!!」
渡「うわあわあわあ!」
カウンターからお化けが飛び出してきて皆で座り込んだ
康二くんは完全に立てなくなってしまった私を抱えるように立たせてくれた
『無理· · ·無理っ』
びっくりしすぎて溢れた涙をカメラに見せないように拭くと翔太くんが隠してくれた
渡「もう、やだっ」
翔太くんまで泣きそうになってて康二くんがめちゃくちゃ頼りになる
真っ暗な部屋をぬけると階段が見えてきた
渡「もう、階段、階段階段っ!」
『IKKOさん· · ·っ』
渡辺がオネェ化するのが面白くて泣いていた涙も引っ込んだ
向「いや、俺行けるぞ!俺が守る」
渡「ほんとぉ?」
そんな康二くんの言葉を頼りに翔太くんと私は康二くんにしがみついた
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みゅう(プロフ) - 萌さん» これからも頑張ってください! (2020年8月28日 16時) (レス) id: e995a5d617 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - みゅうさん» ありがとうございます!そう言っていただけると更新してよかったなって思います!!もっとキュンキュン出来るように頑張ります! (2020年8月28日 7時) (レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - 更新ありがとうございます!毎日夜の楽しみにしてます!毎回!すっごくキュンキュンします!更新頑張ってください! (2020年8月28日 0時) (レス) id: e995a5d617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もにぃ | 作成日時:2020年8月26日 22時