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この10分が永遠のような一瞬のような、時間の感覚が曖昧になった頃、ジェミンくんは口を開いた。
JM「酷い言いがかりをつけてごめん、そして手を差し伸べてくれてありがとう」
そこからジェミンくんは少しずつ話をしてくれた。
腰の怪我をしたこと、しばらくドクターストップが出て活動休止になること、夢から覚めるようで恐ろしいこと。
JM「やっと叶えた夢が遠のくと知った時、ああ僕には何も残っていないと思った。
そんな時にデリバリーしてる君を目で追うドンヒョクを見て、チームから必要とされてるドンヒョクは、チームやメンバーだけじゃなくて他にも大切な友人がいるんだと思ったら羨ましくて悔しかった。
だからと言ってそれが君を傷つけていい理由になっていいはずない。本当にごめん」
『私には想像できないくらい、恐ろしかったんだと思います。
理由を知ったからわたしはあなたを責めたりしません。』
JM「ありがとう、それでも、本当にごめん」
『それに、何もかも無くなるなんてことはないんです。
だって私には想像できないくらいジェミンさんは世界中の人から愛されているし、なにより6人の大切な大切なメンバーの皆さんがいるじゃないですか。
ひとりぼっちになることなんて決してないんですよ』
JM「そうだね、必ず戻ることを信じてもらうにはまず自分が信じないといけなかったね」
『泣いたっていいし、辛かったら辛いって言っていいんですよ。そしてもう一回前を向いて進めばいいんです』
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shootingthemoon(プロフ) - ゆゆゆさん» ゆゆゆさん、コメントありがとうございます。温かい言葉をかけていただいてすごくすごく嬉しいです。また３人のお話を紡いでいく力になりました。楽しみに待っていただけますと幸いです。 (1月26日 17時) (
レス) id: 0910eec42c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ - はじめまして。このお話がすごく好きです。マークさんとヘチャンさんと主人公それぞれが互いを深く思いやり、不安定な未来を言葉と共に信じているさまが本当に素敵です。この先のお話も楽しみに待っています。応援しています。 (1月24日 22時) (レス) id: 34fddf9d6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜 | 作成日時：2023年3月19日 22時
