#29「過去」side貴方 ページ33
す、と周りが見えるようになった。
(ここは？)
へんな空間に私は浮いてた。
するとこのへんな空間がある部屋に変わった。
(これは…私？)
だいたい幼稚園生ぐらいの私？らしき人物と私と同じ感じの白髪の少年が私の横にいた。
ここは病室のようだ。
ベッドにはこれまた私と同じ白髪の大人の女性がいた。
最初はこの人が分からなかったが分かった。
(お母さん！？)
そう。私の"お母さん"だ。
すると会話が聞こえてくる。
A(小)「お母さん。まだ家に帰って来れないの？」
母「ごめんね。もう少ししたら帰れると思うんだ」
？「大丈夫だよA。代わりに僕がAの親になるから」
A(小)「？うん？」
母「…○○○。ごめんね。お父さんと離婚なんかしちゃったのも悪いのよね。もうお母さんは貴方達のもとには戻れないと思うわ。ごめんね」
話を聞くからにはあの少年は私の兄だ。
でも私に兄がいた記憶はない。
それに父は離婚していないみたいだ。
するとまたこのへんな空間が変化する。
(こんどは…葬式場？…ってまさか！？)
そう。お母さんは亡くなってしまった。
そこには親戚と私と兄がいた。私はまだ意味を理解してないみたいだ。
？「A。お母さんは家に帰るために遠くの所に行ってお腹の中の病気と戦いにいったんだ。だから安心して」
A(小)「う…ん…」
お母さんはこんな時にもういなかったんだ。
また空間が変わる。
(次は…家？ていうかこれ…！)
なんとある家で火事がおきてる。
しかもそこには少し成長した私と兄がいた。
ここは私の家だった。
もう家は火の渦だった。
そんな状況で生きてるのがキセキに感じる。
A(小)「お兄ちゃん…怖いよ…」
？「大丈夫。絶対に守るから」
守りたくても物に触れると透けてしまいダメだった。
2人は歩いていくと家の壁に出来た小さい穴が見えた。
？「A。あの穴通れるよね」
A(小)「え？多分…」
？「A。あの穴を通って外に出るんだ」
A(小)「お兄ちゃんは？」
？「僕は…それよりA。行くんだ。時間がない」
A(小)「……絶対に来てね」
？「うん。約束する。代わりにこれを付けてて」
A(小)「うん」
と言い兄が付けていた銀色のネックレスを私に付けてくれた。
(そうか。この時にもらったネックレスがこれなんだ)
私は納得した。
__________
字数の都合上次に続きます！すみません！
#30「過去2」side貴方→←#28「絶対に決める」side貴方
ラッキーアイテム
きなこちゃんの作ったきな粉餅
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラテア - 番外偏待ってます (2019年3月16日 18時) (
レス) id: c570417558 (このIDを非表示/違反報告)
沙奈 - ほるてんさん» 黒裂が好きなんですね！私基本白竜と浪川と不動さんと雪村と主ちゃんしか出してないんですよね…wwネタで使いやすいからww真帆路なんかほとんどでてないしww黒裂もあまり出てない…これからは他のキャラも出すように努力したいと思います！！(*≧∀≦)ゞ (2018年11月24日 18時) (レス) id: bf0479851b (このIDを非表示/違反報告)
沙奈 - サクラさん» 消し方まで教えて下さり本当にありがとうございます。消しておきました。まだまだ分からない事が多いんですよね…(泣) (2018年11月24日 18時) (レス) id: bf0479851b (このIDを非表示/違反報告)
ほるてん - 沙奈さん» 私、真命君おしなので、レジジャパの小説好きなんですよ。この小説は、その中でもすっごい面白いんですよ！2回目になりますが、頑張って下さい！ (2018年11月24日 15時) (レス) id: 24aef3a972 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 御寛容頂き誠に有難う御座います。 コメント欄一番下にある「コメント管理」を押し、再びコメント欄に行けば消し方が分かりますよ。 (2018年11月24日 10時) (レス) id: 68f952df19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちひろ | 作成日時：2018年10月7日 7時
