検索窓
今日:4 hit、昨日:29 hit、合計:68,516 hit

5 ページ6

ar side

いのちゃんのこと初めて見たときは女の子かと思った…。



ドキドキしてたけど、話してみると凄く面白くて。すぐ仲良くなった。


一緒のメンバーになれて凄く嬉しかった。


でもメンバーといる時のいのちゃんはあまり話さない。遠くから皆のこと見てるような…そんな気がする。いのちゃんと話すの面白いのになぁ…。





そしてある日

ar「やばい、やばい!ケータイ忘れた…」

きっとさっきまでダンス練習した部屋にあるはず!




部屋に入ると、いのちゃんがいた。

ar「…いのちゃん?」

in「大ちゃん…どうしたの?」

ar「いや、ケータイ忘れちゃったから…いのちゃんはどうしたの?」

いのちゃんは下を向いている。なんだか、様子がおかしい。

in「あの…俺帰るね、じゃあ…」

ar「いのちゃん?待って…!」

急いで帰ろうとするいのちゃんの腕を掴んで、引っ張った。

in「あっ…」

いのちゃんの身体は俺の方を向いて、目が合った。


いのちゃんは泣いていた…。

ar「いのちゃん…」

in「…見なかったことにして」

ar「見なかったことに出来るわけないでしょ」

in「大ちゃん…お願い」

ar「ねぇ…いのちゃん。1人で抱えこまないでよ」

in「なんで?なんで大ちゃんが泣くの…」

ar「いのちゃんが泣いてるから…。それに、凄く…凄く辛いって顔してる。」

俺はいのちゃんを抱き締めた。

ar「泣きたい時には泣いていいんだよ。…俺受け止めるから」

in「大ちゃん…」

いのちゃんはしばらく泣いていた。




そしていのちゃんの気持ちを聞いた。

いのちゃん…こんな辛い思いしてたんだ。気付かなくてごめん。


でもこれからは1人で抱えなくていいから。俺にぶつけて。

作者です。→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (154 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
363人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

musicmans5962(プロフ) - さくらもちさん、そんなふうに言ってもらえてすごく嬉しいです( ´∀`)とても。楽しんでますよ!更新ワクワク楽しみにしてます!お話もちゃんと伝わってますよ(^^) (2020年7月7日 6時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - musicmans5962さん» musicmans5962さん、優しい言葉ありがとうございます…。自分なりに頑張ります(^-^) (2020年7月7日 4時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - わー。すごい嬉しいです( ´∀`)ありがとうございます!本当に、大好きなお話しです!お話しの展開もすごく上手です! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - musicmans5962さん» musicmans5962さん…いつもありがとうございます!musicmans5962さんのコメントで書こうと思い、挑戦しています。自信ないですが、キュンキュンしてると聞いて、本当に嬉しいです(^^)更新頑張ります(^-^) (2020年7月5日 17時) (レス) id: 841a63da71 (このIDを非表示/違反報告)
musicmans5962(プロフ) - 2人の付き合うまでの、お話し読めて嬉しいです( ´ ▽ ` )これからどんなふうに、付き合うことになるのかワクワクです。そして、もう読んでてキュンキュンとしちゃいました!更新楽しみにしてます! (2020年7月5日 15時) (レス) id: 65437c10de (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくらもち | 作成日時:2020年7月5日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。