検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:21,003 hit

ページ6

「わああ、すごい。」


キッラキラした目で出てきたスイーツを見るジョングク。


『ほんとに好きなんだな、お前。』


「はいっ!」




夢中になって食べているジョングクがはっと思い出したように食べることを止める。



『何?』


「ヒョン食べてない。」


『俺甘いの嫌いだし。』


「あっ、ごめんなさい。

自分のことと、ヒョンをこういうとこに連れてきたらどういう反応するのかしか考えてなかった。」


『おい。』


「えっ⁉」


そう言いながらもたいそう面白そうにケタケタと笑っている。




「あっ、あっ、あっ、忘れてた、」


『今度は何?』


「ジミニとチョコ作る、」


『それって…』


「うん。

バレンタインにあげる用のチョコ。」


『それって嬉しいの?』


「微妙ですよね。


…でも、俺バカだから嬉しいの方が勝っちゃってる。」
 


そうやってまた乾いた笑みを浮かべる。



「俺ジミンが好きだから。




ジミンがテヒョンが女の子といるって心配するから、

バカみたいに敵意丸出しのテヒョンのとこ行ってジミンのこと大切?って聞いて


“うん”っていう返事聞いて、


“よかった”って返して何がよかったなんでしょうね。



ゴホッゴホッ。」


『大丈夫か?』


「トイレ行ってきます。」









『吐いたの?』


「うん、花。」








「あっ、そうだ!ユンギヒョンの通ってる大学行きたい!」


『別にいいけど。面白いもんなんてねぇぞ。』


「うん、へーき。」


『じゃあ、電話して。

出なかったら教授の部屋にいるだろうから来て。』



「じゃあ、また。」



『ん。』

3days ago…→←4days ago…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユカ(プロフ) - とても切ない気持ちになりました(T . T) 素敵な作品をありがとうございます (2019年11月20日 0時) (レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
あじゅ(プロフ) - セジュンさん» 勿体ないくらい素敵な感想ありがとうございます。そんな風に言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年3月30日 20時) (レス) id: 1e8907bb70 (このIDを非表示/違反報告)
セジュン(プロフ) - とても美しいです。泣きそうです。素敵なお話をありがとうございました。 (2019年3月30日 20時) (レス) id: c623726b4a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あじゅ | 作成日時:2018年12月17日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。