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“僕あと1週間で死ぬみたいです。”
『は？』
「信じられないですよね。
でも、花吐いてるとこ見られちゃいましたし、これ花吐き病って言うんです。」
『何、それ…？』
「片思いこじらせちゃうとなっちゃうんですよねー。ははっ」
そう乾いた笑みを浮かべるから、
その見た目からは想像できないこいつの1週間後の死、現実とかけ離れたその病気に、普段通りに返せなくなる。
初対面だから普段通りもおかしいのだけど…。
「昨日決まったんです、死ぬ日。
僕の好きな人バレンタインの日に告白するんです。」
『…』
「何も返せないですよね。
僕の好きな人両思いなんですよ。
あっ、僕チョンジョングクって言います。
花の高校2年生です。多分ヒョンですよね？」
『あっ、あぁ。ミンユンギ大学2年生。』
「ヒョンでいいですか？」
『いいけど。』
「あと、僕普段俺なんですけど俺でいいですか？喋りづらくて。」
『別にいいんじゃねぇか。』
「ユンギヒョンはここら辺の人ですか？」
『いや、最近。
教わりたい先生がいたからその大学に入ったのに移動しちゃったから、俺も転入した。』
「わぁお、勉強熱心ですね。
あー、じゃあユンギヒョンこの町のことあんまりわかんないですか？」
『んー、まぁ。』
「じゃあ、俺がこの町案内してあげます。だから、その代わりに俺の恋の話聞いてくださいよ。」
俺が悩んでいると(正直人付き合いめんどくさいし)
ねぇ、いいでしょいいでしょと押しに押され電話番号を交換することになって明日駅前の本屋で会う約束までできてしまった。
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ユカ(プロフ) - とても切ない気持ちになりました(T . T) 素敵な作品をありがとうございます (2019年11月20日 0時) (
レス) id: 3871a6219e (このIDを非表示/違反報告)
あじゅ(プロフ) - セジュンさん» 勿体ないくらい素敵な感想ありがとうございます。そんな風に言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年3月30日 20時) (レス) id: 1e8907bb70 (このIDを非表示/違反報告)
セジュン(プロフ) - とても美しいです。泣きそうです。素敵なお話をありがとうございました。 (2019年3月30日 20時) (レス) id: c623726b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あじゅ | 作成日時：2018年12月17日 16時
