不倫【jk×jm】 (ページ10)

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ジョングク飲みに行きましょう
ジミンいいよ
ジョングク待ってます
ジミンありがとう

「こんばんは～。」

『こんばんは。』

「今日は僕の番ですね。こっちです。」

ライブお疲れ様、本当にすごかった、1番良かった、なんて話しながら歩くとすぐに着いた。

着いた場所は前の場所と似た雰囲気のバー。
席に着くと慣れたように注文するジョングク。

カウンターに膝をつくジョングクはとても絵になっていて、居酒屋に行くよりこういうところにいる方がジョングクっぽい。ていうか、何故か居酒屋に行くとベロベロに酔っ払って面倒臭いからちょっとやめて欲しい。

ジョングクが頼んでくれたカクテルを飲む。

わ～おいしい。小さく感動する。

「ジミンさん。多分僕に聞きたいこと沢山ありますよね。」

「なんでもどうぞ。」

『じゃ、じゃあ、なんで不倫しようなんて言ったの？』

「いきなりですね、笑」

「愛してないんです。2人して。」
そう言って小さく笑う。

「ごめんなさい。でも、本当に理由がこれで。」
「子供が欲しいんですって、かわいい。仲良くもなんも無いのに言われたんです。私金持ちだから、楽に暮らせるしwinwinじゃない？って。結婚しろって両親にも言われていていろんな人紹介されたんですけど、好きじゃないのに結婚するのがなんだか申し訳なくて。でも、相手も同じだったらいいのかなぁ～って。」
ひどいですよねってぎこちなく笑う。

思わず手を伸ばして頭をわしわししてしまう。

『あっ、ごめん。』

「大丈夫です。気持ちいいです。」

「他は何ですか？」
そう言って顔を上げる。頭を撫でられる距離なだけに、今までよりも近い距離で目が合って緊張する。

『なんで僕なの？』

「ふふっ、覚えてないんですか？」

「1番最初の時にも聞いてきたのに、笑。」

1番最初に飲みに行った時？
僕が泥酔した時…？
聞いたっけ？