君と僕−鍵のついた心−

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―次の日









一個上の先輩、健人くんの家に泊めさせてもらった僕。



｢ずっと居れば?｣っていつもの笑顔で言う。









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健人｢勝利なら親もいいって言ってるし。

それに居候ならまだいるし。｣









｢居候って俺？｣









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健人｢おー、風磨。

おはよう。

てか、お前以外いないから。｣









風磨｢ですよねー。

って、お前誰？｣









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金髪の人は僕を見てそう言った。









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勝利｢あ、佐藤勝利です。

健人くんと同じ孤児院でした。｣









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風磨｢俺は菊池風磨。

コイツの幼馴染み。

よろしくな。｣









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見かけによらず優しい笑顔で話す風磨くん。









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勝利｢あｯ!!健人くん

僕、日直だった!!

放課後に荷物持っていくね。｣









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健人｢あいよ。

頑張ってな〜。｣









健人くんと風磨くんは僕に手を振った。









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だから僕も負けじと振って玄関を出た。








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