愛してくれてもいいじゃないか。 (ページ3)

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―３年６組

国「(及川さんに渡しとけばいいと思ったけど...ギャラリー多すぎんだろ)」

及川さんのクラスの出入り口は多くの女子によって塞がれていて、出直そうと踵を返した時に

？「あれ、男バレの子だよね？」

そう言ってギャラリーの1人が声をかけてきた

国「はい」

ギャ「及川さんに用事？」

国「まぁ...そうです」

そう答えると女子たちはキャッキャしながら

「「せーのっ、及川さーん♡」」

及川さんに声をかける口実にされるのは気に食わないがこの人たちのおかげで早く用が済みそうだ。

女子に呼ばれた及川さんは岩泉さんたちとご飯を食べていて俺に気づいて手招きしてきた。
(※もちろん女子にはアイドルスマイルで手を振り返している)

国「失礼します」

及「どうしたの国見ちゃん」

国「なんか体育館の使用方法が変わったらしくて、そのプリントを持ってきました」

そう言ってプリントを手渡すと、ふんふんと言いながら及川さんと岩泉さんで読んで

岩「つか、なんで国見が持ってんの？」

国「今日、日直で．．先生に掴まりました」

花「どんまいｗ」

松「おつかれ」

及「まっ、先生も俺のオーラが凄すぎて近寄れなかったんじゃない」

岩「おめえのどこにオーラがあんだよ」

花「なんか茶色いオーラならみえる」

松「オクサレ様かよ」(※千と千尋の〇隠しみてください！)

花「うわ、及川くせーｗｗ」

及「お前らひどい！泣くよ！？」

岩「勝手に泣け」

もー！と怒っている及川さんを見ると、この人について行っていいのだろうかと不安になる。。。