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それからキヨくんと顔を合わせることもなく日々が過ぎていき、2学期が始まった。
始業式が終わり教室で提出物の回収があって
今日はもう帰宅コース
キヨくんはいつもと変わらずふざけた様子でいるけど
ふとした瞬間に、寂しそうな顔をしていて
まだまだ辛くて苦しい沼から抜け出せていないような感じだ。
フジ「あ〜夏休み終わっちゃったね〜」
帰りのホームルームも終わり
フジくんが私とキヨくんの席の近くに来る
キヨ「俺宿題ほぼやってなくて放課後呼び出しくらったわ」
フジ「なんでやんねーの(笑)」
フジくんもきっとあの件は知っているのだろう。
フジくんにとっても、中学の同級生だったわけだし辛いだろうに
いつもと変わらず接しているの、凄いなあ..
「言ってくれれば見せてあげたのに..」
キヨ「それもっと早く言えよ..」
キヨくんは職員室に行かなきゃだから
今日はフジくんと2人で帰ることに。
寮への道を歩いていると
フジ「..、キヨから聞いた？」
「..うん..。」
フジくんは病院の方を見つめる
フジ「Aちゃんは何も気にせずキヨに接してあげてね。キヨ、Aちゃんの事すごく..頼りにしてるみたいだからさ」
頼りにしてる..か。
正直もう、私は今後どうすればいいのか全く分からない。
私の存在は今のキヨくんにとってすごく負担になっているはず。
キヨくんと一緒にいるとどんどん好きになっちゃうし
お互いのためにも一旦離れた方がいいのかな、なんて考えたり
「..うん、これまで通りに接するよ」
ひとまず、フジくんにはそう返事をして
それから私はキヨくんから距離を取るという選択を選んでしまった。
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未来(プロフ) - しーこさん» とうの昔に過ぎ去った学生生活の思い出にこのエピソードを追加する事にしました(あたおか)思いたい………… (2019年10月14日 21時) (
レス) id: cb13c97048 (このIDを非表示/違反報告)
しーこ(プロフ) - 未来さん» こーゆー思わせぶりなことしそうですよね！なにそれ！って思いたいですよね...(妄想) (2019年10月14日 1時) (レス) id: 3bcf0f5bf5 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - なにそれ！！！なにそれ！！！！！！ (2019年10月13日 2時) (レス) id: eb06b45463 (このIDを非表示/違反報告)
しーこ(プロフ) - めろん。さん» コメントありがとうございます！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします〜(^-^)！ (2019年10月12日 14時) (レス) id: 3bcf0f5bf5 (このIDを非表示/違反報告)
めろん。(プロフ) - 「俺の好きとお前の好きは違う」ってはっきり言われるところめちゃくちゃ切ない(´･ω･ `)お話いつでもまってます！ (2019年10月11日 0時) (レス) id: 22a17272cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーこ | 作成日時：2019年9月23日 22時
