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あれから、2年経った。
私は3年生になる。
「今年で卒業か…」
残念ながら、虐められていたせいで友達はいない。
なんでいじめるのか聞いたら、調子に乗ってるから。だそうだ。
ダサい。そんだけで人をいじめることが。とてもダサい。
クラス表は…あった。
3組。
クラスに入って私は思い返していた。いじめっ子たちの顔を。
ずっと、会った時から思っていたこと。
1人だけ見覚えがある。
見たことがある顔。
誰だっけ。
誰かの、大切な人だった気がする。…思い出せないや。
「きゃー！！！瑠姫くん！」
え？瑠姫くん？同じクラス？嘘、、、。
「みんなおはよう」ﾆｺ
「きゃー！かっこいい！」
瑠姫くんは私の横を通り過ぎて、真後ろの席に座った。
するとそこに女の子が一人近づいてきた。
待って。見たことある。
この子だ。誰かの大切な人は。
「かな、おはよう。」
「瑠姫〜！おはよう！！」
「ねぐせついてるよ？」
「嘘！大変！」
「朝から慌ただしいですね？」
「朝早かったの！」
「そっか。それより早く寝癖直した方がいいよ。」
「あ、ほんとだ！またね！」
「はいはい」
かな…瑠姫くんの幼なじみ。
いいな。瑠姫くんと話せて。
�鏑�
「はい？」
「心…だよね？」
「え…なんで…？」
「知らないフリしててごめん。また、仲良くしてくれる？」
「うん。私も仲良くしたい。」
「よかった。」
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作者名：おにぎり | 作成日時：2023年4月24日 17時
