Share:73 妥協しないで、全力で。… Side Seri ページ34
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芹「…失礼します」
和「はーい…えっとー…」
芹「長谷川芹と申します」
和「…ど、うも」
芹「如月Aの、マネージャーの者です」
和「…」
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初めて直接話をする二宮さんは困惑している
そりゃそうだよね、マネージャーが尋ねるなんてあんまり無いし
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和「あの、きーちゃ…Aさんは、大丈夫ですか？」
芹「…大丈夫…とは言いきれません」
和「…」
芹「…少し、はなしてもいいですか？」
和「…もちろん」
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私が二宮さんに伝えたいこと
一言で終わることだけど、それだけじゃ物足りない
誰にも、後悔はしてほしくない
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芹「私は、Aのそばであなたに恋する彼女を見てきました」
芹「応援すると彼女に言ったのは私です。この結果に後悔はしてません」
芹「恋愛にも、仕事にも、妥協して欲しくなかったからです」
和「…」
芹「Aの心の拠り所や、安心できる場所、空間を作ってくれるのは全部二宮さんです。」
芹「二宮さんがAの事を本気で思ってくれていたように、Aも二宮さんの事、ちゃんと本気でした」
芹「だからって、別れないで下さい。なんて事を言いに来た訳じゃありません」
和「え？」
芹「Aにとって。二宮さんにとって。1番いい選択をして欲しいんです」
芹「中途半端で終わらせるような恋ではないはずです」
芹「このままだと、話す機会なんて無いまま、別れさせられます。それは二宮さんが一番よくわかってる事だと思います」
和「…」
芹「Aは今、2日間の休みを取っています」
芹「話すタイミングは…」
和「…大丈夫。分かってます」
芹「妥協はしないで下さい」
和「もちろんです」
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彼は賢い
そして、本気
真っ直ぐな琥珀色の瞳がそう訴える
風は、生ぬるい
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芹「…私はこれで」
和「長谷川さん」
和「きーちゃんのマネージャーが、あなたで良かった」
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芹「…最大級の褒め言葉です(笑)」
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そう言って楽屋から出る
最後の1秒まで、彼の目は、私から逸れることはなかった
中途半端で終わらせて欲しくない
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相翔(プロフ) - ゆーふぉさん» ありがとうございます！思い入れのある作品だったので、嬉しいです。カムバック！潤くんと翔くんの掛け合いが可愛いですよね(∩´∀`∩)私も大好きです！ (2018年8月18日 15時) (
レス) id: fe54415b09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ - 機会があれば、嵐トークしたいですね〜（＾ω＾）ちなみに小5です！ (2018年8月18日 14時) (レス) id: fe93b4e930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ - すごくドキドキしましたが、最後が、すごく悲しいですね、、(泣)私嵐好きで、最近は、アンタイトルのカムバックが好きです！ちなみに翔くん推しです！素晴らしい作品をありがとうございます！ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2018年8月18日 14時) (レス) id: fe93b4e930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：相翔 | 作成日時：2018年7月3日 0時
