Share:40 太陽 ページ1
.
あとはもう無我夢中だった
目を閉じればもう音しか聞こえない
奏でられる音が鳴り止むことを知らない
頭の中で激しく谺響する
夢のような景色をみた
いや、あれは “夢” だったのかもしれない
.
パチッとフロアに響く音
二宮さんの手のひらに触れる
.
和「きーちゃんお疲れ様」
「お疲れ様です」
和「よかったよ、本番に強いな(笑)」
「ありがとうこざいます、二宮さんのおかげです(笑)」
和「今日はやけに素直なのね」
「いつも素直ですよ？」
和「どの口がいうんでしょうね〜(笑)…っあごめん、嵐の方で呼ばれた」
「あ、はい。行ってらっしゃい」
.
走っていく背中を見ながら楽屋に戻る
楽屋のテレビを見るとそこにはアイドル “二宮和也” がいて
キラッキラの笑顔で、真っ黄色の歓声を浴びて
すごく輝いている
男の人にしては高い歌声
軸のぶれない完璧なダンス
彼は紛れもなく “アイドル” だった
さっきまで触れることの出来る近い距離にいたのに
急にどこか遠い存在に感じられた
.
少しすると嵐さんが楽屋に戻ってきた
.
雅「Aちゃんだ〜！！！」
「相葉さん！」
.
ガチャっとドアの開く音の次の音は、相葉さんの 「Aちゃん〜！！」で
二宮さんじゃないことに少しだけガッカリしたのは内緒
.
雅「めっちゃ良かったよさっき！！可愛くて歌上手いとか何事？！」
「ありがとうこざいます(笑)相葉さんもかっこよかったです」
雅「やだ〜照れちゃう(笑)」
翔「さっき、俺のこと明るめのナンパとか言ってたのはどこの誰かな？ん？」
雅「あひゃ」
.
相葉さんと櫻井さんとの会話に入ろうともしてこなければ、聞いてもいない二宮さん
さっきまでのハイタッチの時のかわいさはどこへやら
二宮さんが分からない
ずっと楽屋を抜けた17時55分
太陽はまだ沈んでいなかった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 276人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
相翔(プロフ) - ゆーふぉさん» ありがとうございます！思い入れのある作品だったので、嬉しいです。カムバック！潤くんと翔くんの掛け合いが可愛いですよね(∩´∀`∩)私も大好きです！ (2018年8月18日 15時) (
レス) id: fe54415b09 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ - 機会があれば、嵐トークしたいですね〜（＾ω＾）ちなみに小5です！ (2018年8月18日 14時) (レス) id: fe93b4e930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ - すごくドキドキしましたが、最後が、すごく悲しいですね、、(泣)私嵐好きで、最近は、アンタイトルのカムバックが好きです！ちなみに翔くん推しです！素晴らしい作品をありがとうございます！ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2018年8月18日 14時) (レス) id: fe93b4e930 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：相翔 | 作成日時：2018年7月3日 0時
