あなたがそばにいるだけで4 (ページ22)

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━━━━━━━━━━━━━━━「…っん……」

体の痛みで目が覚めると私達はリビングで仲良く寝ていた。

最後の方は記憶が曖昧だったけど、最後まで優しくて、タオルケットを体にかけて、逞しい腕で私を抱きしめてくれていた。

「……体、ベタベタする……」

貴くんを起こさないようにゆっくりと抜けて、近くにあったキャミソールを着て、洗面所に向かった。

服を脱いで、鏡を見ると、胸元、腰、太もも、至る所に赤い痣が……

恥ずかしい………………でも、ちょっと嬉しい……///

「……私も付けとけばよかった…///」

増「つける?」

「へ!?」

振り返ると髪をガシガシしながら大きな欠伸をしている貴くんが立っていた。

私は思わず手元のキャミソールで体を隠した。

増「なーにを今更隠しちゃうのさー。あ、ほら、付けていいよ?Aだったら。」

「私以外は絶対ダメでしょ(笑)」