Story.4-1 ページ12
早坂という男に襲われた日、櫻庭君はずっと私の家にいてくれた。
A「本当にごめんなさい…。」
櫻庭「いいって言ってるじゃん。Aは悪くないでしょ?」
A「だって、櫻庭君がいなかったら私今頃どうなってたか…。」
櫻庭「うーん、そうだね、死んでたかもしれないね。てか、櫻庭君ってやめてくれない?」
なんでだ。何がいけないのだろうか。
櫻庭「なんか、他人っぽくてやだ!」
いや、命の恩人ではあるが、他人くらいの仲のはずだが…。まあ、呼び方くらいは変えてもいいか。
A「なんて呼べばいいんですか?」
櫻庭「うーん…友貴…かな?」
A「そ、そんな馴れ馴れしくできません!命の恩人なの、名前呼びは私の心が許せない…。」
何度も言うが、私は元々人見知りだ。下の名前で呼ぶこと自体ほとんど経験がない。
A「せめて…櫻庭…ですかね?」
櫻庭「うーん…まあ、いいでしょう!なんかちょっとしか関係が縮まってない気がするけど…いっか。」
A「馴れ馴れしくしようとしても…やっぱり櫻庭っていういうのが精一杯です…!」
櫻庭「…まあいいよ!じゃあ、ちょっと落ち着いてきたし、捜査の話、していい?」
私は少し間を置いてから頷いた。
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チキンソルト(プロフ) - いったあああああああ!!!!!!!! (2016年6月21日 23時) (レス) id: 1f87c8c45e (このIDを非表示/違反報告)
レルハ(プロフ) - 2000hitおめでーす (2016年6月21日 19時) (レス) id: 5433434f0d (このIDを非表示/違反報告)
チキンソルト(プロフ) - 紅夜桜さん» ああ、レルハって誰かわかったあああああ!!!お前みたいな天才にわっちこそなりたいわ!!!!!!!! (2016年6月7日 20時) (レス) id: 1f87c8c45e (このIDを非表示/違反報告)
レルハ(プロフ) - ああ、あなた様のような作品を僕も書けるようになりたい…!物凄く面白いです!続きも楽しみにしてますー!! (2016年6月7日 19時) (レス) id: 5433434f0d (このIDを非表示/違反報告)
チキンソルト(プロフ) - なんか、編集ページが開けなくなったので、更新遅れるかもです!読んでくれている方、申し訳ないです、、、! (2016年6月7日 0時) (レス) id: 1f87c8c45e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チキンソルト | 作成日時:2016年6月2日 20時