緑 2 ページ2
家に電話の音が響き目を覚ます
あぁ、全部夢だったらいいのにな…
一向になりやまない電話の音に僕意外誰もいないコトに気づく
ダルい足を動かして受話器を取る
「はい、もしもs『松野さんですか!?あ、はい」
被せてきたのは看護師を名乗る人
『大変なんです!!Aさんが……病院からいなくなったんです!!家にいませんか!? 』
ふーん、そうなんだ」
「いえ、帰ってきてません」
『…そうですか、そちらでも捜索お願いします!』
そう言って看護師は電話を切った
さっき
僕、ふーん、そうなんだって
口に出さなかった?
多分、イヤ絶対
聞こえてた…?
ガタッと後ろで音がして振り向く
「ぁ……チョロ松兄さん……その……ど、どう…いう……」
タオルケットを被り泣きすぎて目元が腫れているトド松だった
もしかして、聞かれていたのかな
さっきの看護師、声大きかったし
なら、僕の一人言も聞こえてた__
「ぼ、僕は…その…………うっ……」
膝から崩れ落ちるトド松
あれ、僕って……
________
「皆には僕が言うからもうちょっと休みなトド松」
僕はトド松を受け止めることなく他の兄弟に電話をかけるべくダイヤルを回していた
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南 - おかえりなさいです!復活できたようでよかったです・・・!適度に頑張り、適度に休むといいと思いますよ(*^^*)これからもいろいろ応援してますので!ファイト! (2016年8月19日 22時) (レス) id: f93257da9b (このIDを非表示/違反報告)
おそ松(プロフ) - 頑張ってるのは分かってます。本当にお疲れ様です・・・!俺はこの話を読むことで主様の才能の一部を知ることができました。主様を大切に思ってる人きっと沢山います。だから、最後まであきらめないで自分のペースで頑張ってください、画面を通して応援します (2016年8月19日 19時) (レス) id: 29cf7bbcb3 (このIDを非表示/違反報告)
おそ松(プロフ) - 主様おかえりなさい!俺もとても大変な時期があったので気持ちはよくわかります。嫌ならやめていい!無理にその場所にいる必要なんてない。逃げていいんですよ?ステージを変えればいいんです。でも生きることだけはやめちゃいけないし自分を傷つけるのも悲しいだけです (2016年8月19日 19時) (レス) id: 29cf7bbcb3 (このIDを非表示/違反報告)
黒色(プロフ) - 私も、よく思います。自分は生きてていいのか。きっと、奈夢さんは頑張ってきたんだと思います。頑張りすぎてたんです。だから、もうちょっと気を緩めていいんです。大丈夫です。奈夢さんの味方は沢山います。私もそうです! (2016年8月11日 23時) (レス) id: 756870baf6 (このIDを非表示/違反報告)
沙百合 - 私も自分は生きていていいのか、生きている価値なんて私にあるのか、と思う時があります。苦しんでいるのは奈夢さんだけではないので私にも相談してください。私は奈夢さんの味方ですよ。 (2016年8月10日 13時) (レス) id: 5c78b130df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霜月奈夢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shokora9231/
作成日時:2016年7月16日 23時