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A「みゆきー！待ってーーーー！！」

中学3年夏
進路をそろそろ決める時期

御幸と家も近い事があり、朝は一緒に登校してる

けど、、、歩くのが早い御幸

いっつも追いかけて叫んで

御幸「知らねーよ」

A「早いよーー！もーやぁだーーー！」

しゃがみこむ私に

御幸「ったく！」

と、言って私のいる所まで戻ってきてくれて、
歩く速さを合わせてくれる

御幸「ほら、行くぞ」

何だかんだ、優しい御幸

A「いつも、戻ってくるなら最初から、合わせて歩いてくれたらいいのに」

御幸「素直にありがとうが言えないなら、もう先いくぞぉ～」

A「嘘嘘、、ありがと」

御幸「よくできました」

朝は、いつもこんな感じで登校してる

A「ねー御幸さー高校どこ行くのー？」

御幸「青道」

A「え？！稲実じゃないの？」

御幸「だいぶ前から、青道から誘い合ったし、尊敬できる人が青道にいるからな。お前は？」

A「そうなんだ〜私はまだ決めてない」

御幸「早く決めろよな！おばちゃんも心配してたぞ！」

Ａ「お〜い！A！」

御幸「ほら！今の彼氏が呼んでるぞ！今の！！」

A「うるさいな〜そんな強調しなくても！今度は続くもんね！」

御幸「ど〜だか！早く行ってやれ！！」

A「うん！じゃ〜また後でね〜！！」