たとえばあなたが (ページ9)

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「今日は私が奢ってあげる」
断ったけど強く押してくるりかに甘えて奢ってもらうことにした。

会計を待っていると賑やかな声。

渡「ふっか大丈夫？笑
　体調悪いのに無理するからだよ。」

深「悪い。もう、大丈夫。」

さっきトイレの前で座り込んでた人とまたまたイケメンが歩いてくる。

さっきよりも体調が良くなったのか、顔色はいい。

だめだ。見つめすぎ。

ほら、目があっちゃったじゃないか。

深「あ！さっき声かけてくれたお姉さん？
　さっきはありがとうございました。」

『いや、大丈夫です。よかったです。楽になったのなら。」

深「あれ？お姉さん、昨日の看護師さん？どっかできいたことある声だと思ったら。ありがとうございます、心配してもらっちゃって。」

『いや、すみません、余計なことばっかり。」

そんな話をしていると

り「Aいくよー。」

りかの声。
ふっかと呼ばれたその人にお辞儀をしてりかにかけよる。

り「なに？知り合いなの？」

『いや、あの人が座り込んでた人！さっき声かけてくれてありがとうって言ってくれたの！』

り「そうなの？てかさ、あの人の隣にいるのジャニーズじゃない？てか、あの人もじゃない？」

『え？隣にいる人は確かに見たことあるなーって…
そーいえばあの人も…
確か、ふっかって呼ばれてた気がする。』

り「いやそれ、最近デビューしたSnowManの深澤くんだよ！絶対そうだ！言われてみればそうとしか思えないよ！」

『そうだった、りかはジャニーズ大好きだもんね。詳しいもんね。でもね、そんなに見つめたら絶対だめだよ、やめてもう笑』

り「いや、でもさ、もう、私は興奮してる！あんた話したんだよ！あんた顔かわいいから話てもらえたんだよ！深澤くんと！あぁ、こっち来た！」

『いやいや、キャラおかしくなってる。本当に、相手にも迷惑だからやめよ？』
りかを必死に止めようとしていると

深「えっとお友達？俺たちのこと知ってくれてるのかな？ありがとう。」

り「はい！応援してます！」

りかはSnowMan？の2人にそう伝えていた。

りかはすっごい美人だから2人の印象にも残るんだろうなー

なんてぼーっと見つめていた。

深澤さん？も渡辺さんもファンの対応も丁寧ですごいなーなんて感心しながら。