たとえばあなたが (ページ4)

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仕事を頑張る決意をしたが今日はいつもと違う職場。

いつもは入院している患者さんたちの担当をしているが今日は違う。外来での仕事。
『あー、慣れてないところだとなんか緊張するな。』
と一言こぼしつつ仕事をしていた。

待合室で待っている患者さんを呼ぼうと顔を出す。

体調の悪そうなひとがたくさんいる中、他の人には負けないくらいぐったりとしている帽子を深くかぶってマスクをしている男の人が目にはいった。

まだ順番ではないけど、何故か私はその人が気になり、まず声をかけた。

『えっと、大丈夫ですか？よろしければベッドに横になってお待ちいただけますよ？』
目線をあわせ声をかける。

深「あ、まじですか。でもなんとか。大丈夫です。」

余計なお世話だったかと思い、その言葉を信じた。

『もう少しでお呼びしますので、お待ち下さいね？
もし、横になりたければ声かけてください。』

そう声をかけると軽く会釈しまたぐったりとする。

本当に大丈夫かな、と思いつつ順番通りに患者さんを呼んでいった。

作者です！
お待たせしました、これからふっかさんたちを出していきます！