もう……２

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慧side

30分以上も早く着いてしまった
スタッフは時間通りに来ることはなく
50分くらい待っていると、やっとスタッフがきた
しかも電話をしてきた人と他に、一緒に悪口を言っていた人もいた

スタッフ1)おー、ちゃんと来て偉いじゃん笑

スタッフ2)お前が呼んだんだろ？笑

慧)あの……話ってなんｳｯｺﾞﾎｯ...ｳﾞ...ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ...
な……んで？ｺﾞﾎｯ...ｳﾞｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞ

2人が同時に腹を殴ってきた俺は吹っ飛ばされた
俺はお腹を抱えて倒れ込んだまま動けなかった

スタッフ2)お前が嫌いっていうのと、ストレス発散

スタッフ1)俺元ヤンキーなんだけどさ
ストレス溜まって久しぶりに人殴りたいなーって笑
そしたら、ちょうど伊野尾いるじゃんって笑

スタッフ2)ってことで、もう少し殴らせて？

慧)やめて……ください……

スタッフ2)は？ほんとにそういうのムカつんだけどッッ


ボコっ！ボコッッッ！
慧)ウッ。ウッ。ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧやめて、やめウッ！

ボコッボコボコドンボコ！！！
慧)ｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ


殴られ、蹴られ何も対抗することができなかった


スタッフ2)ふぅーハハッ、このくらいにしといてやるよ

スタッフ1)またお前のこと呼ぶかも笑


慧)ウッぅっっ

最後に胸ぐらを掴まれて「絶対誰にもこのことばらすなよ､､､」
「ばらしたら、一生治らないくらい顔ボコボコにするから」
そう2人は言って出ていった

僕は恐怖と痛さで、約30分1人で震えていた
何とか、立ち上がって自分の車に乗り、この前俺のせいで中断に
なった新曲の振付の続きの振付練習があるため、スタジオに向かった

殴られたり、蹴られてりした場所は
熱を持ち、腫れ上がってきていた。しかも内出血もあった。

絶対メンバーにバレたらいけない
迷惑もかけるけど、バレたらまた俺はあいつらに何されるか分からないから……

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