4 ページ4
・
今日も会社ではストレスMAX。
唯一の救いは部長。
「Aちゃん、美味しいコーヒー淹れて持ってきてくれる？」
「はい(はあと)」
デスクに向かってる私の後ろから、かがみ込むようにして顔を寄せてそう言うの。
毎日。
部長は小悪魔みたいな笑顔で
「待ってるよー」
って。
「ずるぃー、部長ぉー、私も美味しいコーヒー淹れられますよぉー。」
「そお？でもねー、Aちゃんお願いねー。」
って、可愛い手をヒラヒラさせて部長室に消えていった。
別に部長に恋愛感情持ってるわけではないけれど、社内じゃ大野社長の次に人気があるし、独身でイケメンの二宮部長に声をかけてもらえるのは嬉しいこと。
「じゃあさ、ユウちゃん俺に美味しいお茶淹れて。」
そういって声をかけてきたのは外回りから営業部に戻ってきた相葉くんだった。
「相葉さん、すぐにお持ちしますね(はーと)」
ユウコはニコニコしながら給湯室に向かう。
相葉くんは
「ほら、Aも早く行きな。部長に頼まれたんだろ？」
って。
できもしないウィンクしてニヤニヤしてる。
相葉くんは私が二宮部長を好きだと誤解してるみたいで。
同期入社で、誰にでも優しくて太陽みたいな相葉くんをいいなと思った時期もあったけど、相葉くんが選んだのも、仕事はあんまりできないけど愛想のいい可愛いコだった。
結局。
根っから可愛い仕草とか、甘えることができない私は、愛想よくなんてできないんだ。
そっか…。
願い事、それにしようかな？
『可愛い女子になりたい。』
…………。
ないわー(笑)
大事な大事な、3つしかないお願いに、ないわー(笑)
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハルヒ(プロフ) - きちさん» きっちゃん、ありがとー！こっちのコメに気がつかなくてごめんなさいっ！あっちでは発表しなかった初物で（笑）とまどいながらも書きたいネタ満載なの（笑）いつかきっちゃんの息子くんに菓子折り持ってくわー（笑） (2015年7月11日 11時) (
レス) id: f956a16cc9 (このIDを非表示/違反報告)
きち - こちらに読みにお邪魔 してます♪ ダメだ、ここまでで何度笑ってしまっ たか(笑)おもしろすぎです！！貧乳を翔ちゃんに見られたので、さてどうしようか(笑)続き楽しみに…行ってきます！ (2015年7月8日 22時) (レス) id: ea9f804900 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - むぅさんさん» むぅさん、いつもありがとうー。妖精。名前出てないですもんねー（笑）ごめんなさい（≧∇≦）なかなか更新できてなくてっ、早く書きたいのに時間がとれなくてーσ(^_^;) 楽しみにしていただけてる、それがすごーく嬉しくて励みになります。ありがとーヽ(*ﾟ∀ﾟ*)ﾉ (2015年6月23日 23時) (レス) id: f956a16cc9 (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - 赤美さん» 赤美ちゃん、いつもありがとー(≧∀≦) 中々更新できなくてごめんねー！楽しみにしてくれてる、それがすごーく嬉しいー。待っててねー！ (2015年6月23日 23時) (レス) id: f956a16cc9 (このIDを非表示/違反報告)
むぅさん(プロフ) - こんばんは(*^^*)うちずっと妖精がリーダーだと思ってました(笑);読み返したら翔ちゃんだった…………すいません(;＞_＜;)更新楽しみにしてます♪ (2015年6月23日 23時) (レス) id: 0c9d5936e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハルヒ
| 作成日時：2015年6月6日 23時
