最愛 2 (S.S) (ページ30)

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ぼーーっと相葉くんを見てたら

「なに相葉に見とれてんだよ。」

って頭の上から声がして

見上げたら、ちょっと怒った顔の
超カッコいい櫻井課長が腕組んで立ってた。
　

あ、好き。

「なんだよ、その顔。」

「顔？」

「隙だらけの顔してる」

「そうですか？」

「そうなの。あー、もうほんと無理だわ。今すぐ連れて帰りてー。」

「えっ？そんなに酔ってないですよ？」

あー、もうって顔して、ため息ついて

「約束、覚えてるよな？」

「あ、はい。」

「ん。ならいい。」

そう言って相葉くんの方に歩いて行った。

「相葉ー！ごめん、何かトラブってるみたいだからちょっと助けに行ってくる。」

「えっ！？俺も行きましょうか？」

「大丈夫。また二次会に合流するから場所LINE入れといて。」

結構飲んでたのに

全くそれを感じない爽快さで

ジャケット羽織ってバック持って

部屋を出る時に

「いい子で待ってること！」

って！(//∇//)

なにそれ？////

子供扱い？

それともご主人様なの？

相葉くんで上がった心拍数が

櫻井課長でMAX上がってしまって

「A、飲みすぎた？」

って先輩方に心配されるくらい
顔に熱を持ってしまってた。

課長。

待ってますけど

私は、悪い子です。

期待しまくりの
悪い子なんです、ごめんなさい。

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