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「仕事帰り？」
「う、うん？」
「その人は？」
「会社のね、上司の...。」
「櫻井です。中村さん、こちらの方は？」
課長が仕事中の課長バージョンになって
「あ、俺？俺はね、Aの」
智くんが話すとロクなことがないから
「あ、兄です。」
って手で指して言ったら、課長が
「お兄さん？」
って智くんに聞き返したら
「まあね。血が繋がってないけどね。」
って!!
「そうなの？」
「はい、、、」
「そ、だからケッコンだってデキんだよ、俺たち。」
「智くん、もういいから。」
「なんで？だってちゃんと話しておかないと、上司さんに。ね、櫻井さんも知りたいよね？」
「ええ、よかったら聞かせてもらいたいですが。」
やだ、なにこれ。
智くん、悪い顔してるし。
課長も何だか怖い顔になってる。
「ふふ。櫻井さんはAの事が好きみたいだけど？」
「智くんっ！課長に失礼だから！」
「ははっ。ええ、とても可愛らしい方だと思っていますが。」
なっっ！今なんてっっ?!
「ほら、やっぱり。Aは可愛いからなぁ。でも櫻井さん、Aのことは諦めてね。」
「ちょっと智くん！課長にはちゃんと、、、」
「お兄さん？残念ですがそれはできません。」
「あははは。A、この人おもしれーな。俺は櫻井さんの兄さんじゃねぇし、何なら俺のが絶対若いから。」
智くんの一言を受けて
とんでもない
ドキドキの言葉を
課長が
言った？
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2019年10月21日 20時
