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毎日、
二宮主任は私に有り余るほど仕事を与えてくる。
二宮主任曰く、量をこなしていくうちに
質を上げるコツがわかると。
質の高い仕事の仕方を教えてくれれば早いと思ってたけど、毎日たくさんの仕事を処理していくうちに、自分で考えるて進めてことができるようになっていた。
「さすがAは覚えが早いね。」
松本課長にそう褒めて貰えたのは二宮主任に付いて3ヶ月たった頃。
「俺の育て方を褒めろや。」
って二宮主任。
「もちろん！」
って、松本課長が二宮主任の肩を抱き寄せる。
「ニノがいてくれて、俺ほんとに心強いんだよ。」
そう言われて二宮主任は松本課長の肩に頭寄せてる。
なに、この腐女子が涙しちゃうシチュ！
って、私、腐女子じゃないけど萌える！
「課長、みんな見てますよ。」
そう言ったら、見てるみんなが目をそらした。
「いいよ。ニノが恋人だっていうウワサでも出てくれたら面倒な誘いや告白や待ち伏せとか無くなるからさ。」
告白されてるんだ！
それより待ち伏せって？
ちょっと怖い。
イケメンって気の毒。
この超優良物件を手に入れるには
ヒクくらいの努力が必要ってこと？
私には無理。
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2019年8月13日 9時
