最愛 1 (S.S) (ページ24)

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「あー、Aがふにゃふにゃになるのを見損ねたなー。」

二宮主任が朝から絡んでくる。

「おはようございます。」

コーヒーを入れて二宮主任のデスクに置くと

「急に黙り込むから、酔ったのか？ふにゃふにゃくるのか？って期待したのに。」

「たぶん酔ってました。(苦笑)」

「魂抜けてたよね、おまえは。」

「えっ？」

「ショック？」

「な、何がですか？」

「翔ちゃんに彼女がいたら。」

「べ、べつにショックとかっ、あ、ありませんけどっっ！お二人とも素敵な方ですし、美男美女でお、お似合いと思います、はい。」

動揺しまくり(￣▽￣;)

二宮主任はフフって笑って

「Aは面白いね。」

「な、何がですかっ？」

「そーいうとこ。」

「面白くなんてないです。」

「はいはい(笑) じゃ、ま、仕事はしっかりやってね。また飲みに行って聞いてやるよ。」

「何をですか？」

「部下の悩みを聞くのも上司のお仕事なんですー。」

って、シッシッってされて

コーヒー持って自分のデスクに戻って

二宮主任の言ったこと反芻してたら

ん？ん？

二宮主任に私の気持ちバレてるの？

どうして？

記憶ないけど、もしかして私、

露骨にショック表してた？

うわっうわっ！どうしよう:( ;´꒳`;):

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