257・バーベキュー ページ7
降り注ぐ明るい光
爽やかに吹き抜ける風。
穏やかな雰囲気の女神湖の高台にある
白樺に囲まれたログハウス。
湖を望む広いテラスに出ると
ひんやり澄んだ空気の中
白樺の木々を間近に
アルプスの山並みを遠くに望める。
夜は 満天の星空の下
白樺の白い幹が 神秘的な輝きを放つ。
木の温もりに包まれ 広々とした室内は
まさに癒やしの空間。
別棟には サウナ付き檜風呂があり
ハウス内には 露天風呂もある。
みんな大はしゃぎで探検中。
翔「すげー！さすが……」
真美「ロフトで寝たい！」
テラスに出ると 男子らが一斉に叫ぶ。
「ヤッホー！」
黒「バッカじゃない？湖に」
あたしと桃ちゃんで大笑い。
A父「女神湖は 正面に位置する
浅間山を雄神山、蓼科山を女の神山
と呼んでいたから付いたの」
みんなで感嘆声をあげる。
そして広い庭でバーベキューランチ。
翔「うめぇうめぇ！」
貧困なボキャブラリー健在。
あたしの笑いに気づいた翔君。
翔「いんだよっ！
俺は グルメレポーターやんね」
ニノ「社長〜！翔ちゃんが
グルメレポーターしたいって」
A父「OK！ファイト！」
松潤「兄貴残念！風邪なんてさぁ……」
きっと嘘だね……
ごめんなさい センセ。
翔「……食えよ！カプリコより飯」
翔君が 軽く頭ポンしてくれる。
何だか今日の翔君……
いつも以上に優しい。
3日間も一緒なんて 贅沢な時間。
翔「食ってる？野菜」
A「焼きそばがいい！作って」
ブツブツ言いながら作る翔君。
翔「……俺も肉 食いてぇ」
ニノ「姫リクエストだよ」
翔「そういう意味じゃない」
真美とメイが
あたしの皿に どんどん肉を入れる。
照れながら翔君の口元に出すと……
黙って口を開けるから
照れ隠しに つい歌ってしまうの。
A「餌やり餌やり 楽しいナ〜」
次々と入れまくるから
口内 肉まみれで笑えるよ。
翔「超うめぇ！超柔らかい！」
ニノ「いつもの100倍うまいでしょ」
山「俺も俺も〜」
雛のように大口空けて
腕パタパタさせる山の口に
できたての焼きそばを入れる翔君。
熱くて飛び回る山に大笑い。
そして ニッコリして
私の皿にも入れてくれる。
A「ありがと。……辛っ！」
翔「あ やっぱ？胡椒ドバッ！」
必死にジュースを飲む あたし。
もうっ！
くすぐってやるーー！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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りん(プロフ) - かおるんさん» いつもありがとうございます★私自身も早く甘いふたりを書きたかったです＊ (2014年1月14日 21時) (
レス) id: dad6bd0f93 (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - めちゃ嬉しいです。ふたりに戻れてよかった。更新楽しみにしてます。 (2014年1月12日 17時) (レス) id: eeafce828e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2013年10月24日 21時
