287・超幸せ ページ37
あっという間に午後8時。
俺以外解散だ。
みんなに手を振っていると
また社長から熱い視線……
Aに引っ張られ車に乗り込んだ。
翔「今回はやけに絡むなぁ」
直「……ま 時期的にね」
翔「え？」
藤さんは やべぇって顔して
ミラー越しに目をそらした。
直「お年頃で心配ってコトかな？」
……何か腑に落ちないな。
チラッと横見ると
慌てて外を見る A。
“大丈夫だよ……”って
そっと手を握ると
しばらく俺の目見てから頷いた。
俺の想い伝わったのが嬉しくて
しっかりと指絡ませると
照れながら微笑んでくれるのが
また嬉しくて
視線で“好きだよ”と素直に伝えた。
そして気を聞かせてか
藤木さんがカーテンを閉め
“抱きしめたい”をかけてくれるから
ふたりで照れ笑い。
Aの頭を抱き寄せ
幸せかみしめる。
翔「……超 幸せだ」
A「あたしも……。ありがとう
最高の旅行にしてくれて」
翔「俺こそ。……来年の記念日も
泊まりで行こう……か……」
A「……」
翔「大丈夫。俺 お前の気持ち
絶対に無視しないよ」
間近から見上げて
そうっと目を瞑る Aに
優しくキスすると ハニカミ俯くのが
相変わらずかわいいんだ。
2年前なら人のいる車内でカーテン
引かれてたって絶対しなかったのに
少しずつ成長してるってコト？
翔「大好きだよ A」
A「あたしも大好き……」
ふたりきりで
こんな濡れた唇して見つめられたら
俺もう……理性砕け散りそうだ。
互いに軽く優しいキスを交わし合い
何度も頬を傾け合い
少しずつ触れ合う時間と強さが
長く強く そして深くなっていく。
……やっぱり Aとのキスは
最高に感じる。
唇から体中に流れてゆく陶酔感……
あまりの心地よさに夢中で酔いしれる。
まだ慣れず戸惑いがちな舌使いも
堪らない……。
Aの舌は温かく柔らかくて
舌使いはソフトで滑らか……
マジやべぇ……。
……Aは感じてる？
……そっと開くと
うっとりしてるように見え
更に火を付けられる。
自然に首から肩 腕 腰から背中へと
手のひらで撫でながら激しさを増す唇。
Aの舌使いが緩み
戸惑い出したのを感じとれても
唇をほどくことができない。
もう少し……
もう少しだけ……
Aを感じさせて。
本当は……Aが欲しい。
欲しくて欲しくて堪らないんだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - かおるんさん» いつもありがとうございます★私自身も早く甘いふたりを書きたかったです＊ (2014年1月14日 21時) (
レス) id: dad6bd0f93 (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - めちゃ嬉しいです。ふたりに戻れてよかった。更新楽しみにしてます。 (2014年1月12日 17時) (レス) id: eeafce828e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りん
| 作成日時：2013年10月24日 21時
