５×LIFE (ページ6)

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拗ね拗ねモードページ6

Aside

３人組「遅れてすみませんでしたっっっ!!!!!」

急いで教室に入り、大声で叫ぶ。

・・・・・が。

A「・・・あれ？」

教室には先生の姿はなく、クラスの皆も賑わっている状況。

A「もしかして・・・間に合った？」

潤「な訳ねぇだろ、ばーか」

声のほうを見ると、潤・智・千夏・雅紀がいた。
･･･なんか、雅紀の様子は変なんだけど(汗)

千夏「先生、今日遅れてくるんだって」

翔「って、ことは・・・」

智「遅刻だよ。５分もオーバー」

少し期待をしていたあたしたちの表情は、悔しげな表情へと変わった。

潤「・・・で、今日の言い訳は何？」

３人組「!!!」

潤のその言葉で、次々とあたしたちは言葉を放ってゆく。

A「ねぇ聞いて!!あたし―――」
翔「こいつがさ!!―――」
和也「Aと翔さんがですね―――」

雅紀「うーるさーーいっっ!!!」

全員「！！？」

何っ!?雅紀の怒り到来!!?

ビックリしたあたしたちは少しの間、沈黙が続き・・・。

和也「・・・どーしたんですか？雅紀」

雅紀「ふぅんだ!!ずっと俺のこと、除け者扱いしやがって・・・」

翔「そんなこと、してねぇけど？」

雅紀「してたよ!!特におまえ!!!」

そう言うと、雅紀はすぐさま潤に指を指す。

潤「・・・俺かよ(汗)」

雅紀「もういい!!皆なんか知んない!!!」

拗ね拗ねモードがMAXなのか、雅紀は半べそをかきながらそういう。

本当・・・困った子(汗)

A「そんなことないよ？だって皆、雅紀のことが大好きなんだから」

雅紀「・・・本当？」

少し疑いの目をしながら、あたしに問い掛けてくる。

A「本当だよっ!だから、落ち込まないで？」

そう言って、あたしは優しく雅紀の頭を撫でる。

いつもそう。

雅紀が泣いてたり、怒っている時は頭を撫でてあげるの。

そうすると、いつも笑顔になってくれて・・・

変わってないよね、雅紀。

でも一応言っとくけど、高校生なんだからね？あんた・・・(汗)