５×LIFE (ページ34)

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ドS共の攻撃ページ34

Aside

来て早々、掛けられた声は。

潤「A！？」

普通以上に驚く、潤の大きな声だった。

潤「って・・・A、なのか・・・？」

A「・・・あたし、双子とかじゃないんですけど(怒)」

潤の言葉に少々苛立ってくる。

和「Aですよ。本物の」

潤「マジかー・・・」

そう言って、何故か改まってあたしの姿をじっくりと見る。

あたしを何だと思って・・・(￣□￣；)！！

雅紀「あれぇ～！Aじゃん♪早いね、今日は」

A「うん。色々とね＾＾」

智「おはよぉーA」

A「あ、智おはよっ」

雅紀「あっ！やっと機嫌直してくれたのっ！？」

すると、雅紀が極上な笑顔を智に向ける。

智「・・・・・・フンッ」

雅紀「Σ(￣□￣；)」

待ってよぉ～、と言って雅紀は智に駆け寄りだす。

A「・・・何かあったの？あの2人」

潤「さぁ～・・・俺もはっきりは分かんねぇわ(汗)」

あんなに智が怒ってるって事は・・・。

雅紀が何か仕出かしたんだろうね(笑)

潤「それにしても、おまえ大丈夫か？熱とかあるんじゃ・・・」

和也「あー、言えてますね潤君(笑)」

いつまで馬鹿にする気でしょうか、この方たち(怒)

A「熱なんか無いですぅー！あるのは翔の方だっつーのっ・・・」

小声で愚痴を零す。

潤「そーいやぁ、翔の姿無いよなぁ」

和也「あぁ、熱出したのはAじゃなくて翔さんなんですよ」

潤「えぇ！Aじゃなくて翔！？」

再びあたしの名を強調する潤。

あの～・・・そろそろキレますよー・・・。

和也「そーなんですよ！ある意味、驚きですよね！」

潤「だよなぁ～。何か可哀想」

ちょっと待てっ・・・あたしのせいみたいになってない・・・？

和也「誰かさんが早起きしちゃったからですかね～・・・」

そう言って、二人の目線はあたしの方を向く。

A「！！！！！」

ドS共めぇぇぇえええ！！！！！

和也「あれ？どーしたんですかA」

潤「何かあった？」

心配そうな言葉言っときながら、顔ニヤけてますよぉ！！！

A「知りませんよ！！あたし先行ってますし！！！」

そう怒鳴ってその場を立ち去り、自分の席へと向かった。

だからドSは嫌いだっつーの！！

どうもすみませんねぇ！！早起きしちゃって！！！

そう心であたしは愚痴を言い続けたのであった。