５×LIFE (ページ33)

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お悩み相談ページ33

潤side

潤「ま、雅紀？マジでどーしたの？」

雅紀の突然の行動に、驚くことしかできない俺。

雅紀「・・・分かんなぃ・・・」

潤「はぁ・・・？」

雅紀「・・・俺・・・もぅ分かんないよぉ！！」

潤「は、はぁ！？いやいやっ！こっちも分かんないって！！」

俺がそう言っても、雅紀の抱き締める強さが強まるばかり。

異常だろコレッ！本気で何があったんだ！？

潤「雅紀、落ち着けって！何あったか言ってみ？」

雅紀「本当？・・・聞いてくれるのっ？！」

いつもの弾けた雅紀スマイルで俺に問い掛けてくる。

潤「・・・おぅ」

おまえが落ち着いてくれるんであれば、俺はいくらでも聞いてやるよ(汗)

そして俺の言葉でようやく気持ちが落ち着いたのか、俺の体を離しゆっくりと雅紀は語り始めた。

雅紀「智がね・・・・・怒ってんの」

潤「うん。見たら分かるけど・・・・・何でそーなったの？」

雅紀「分かんない」

潤「っ！！はぁ！？どーゆー事だよそれっ！」

即答すぎる雅紀の答えに少し苛立つ俺。

雅紀「だって分かんないもん！！昨日から機嫌悪いし・・・」

雅紀が言うには。

昨日智と帰ろうと思っていたけど置いて帰ってしまい、路地で智を待って
いたらしい。

するとそこに、智とAが来たんだって。

ナイスッ！って思った雅紀は2人の元に駆け寄っていった。

ちょうどそこがAの帰る分かれ道で、そのままAは帰ったんだって

そこまでは良かったらしいんだけど・・・。

その後すぐ、智が不機嫌になってそのまま帰って行ったらしい。

そんで今日もそれが続いて、ずっと雅紀はシカトされてる状況という訳。

雅紀「俺、何もしてねぇんだよ！？これだけはマジだから！！」

これだけはマジって・・・・・他にも何かしてんのかよ(汗)

潤「そっか。分かったよ」

俺がそう言うと、いかにも嬉しそうな笑顔が返ってくる。

でもさ・・・智が怒るって事は、けっこうヤバい事してんじゃねぇのか？

それに、こいつアイバカだし・・・(汗)

まぁ・・・智にも事情聞いといた方が良いかもな。

俺がそんな事を考えていると。

和也「おはようございます。潤くん」

和の声が聞こえてくる。

声の方を見ると、そこには和とAの姿。

―――・・・っえ？

潤「・・・A！？」

俺は驚く事しか出来なかったんだ。・・・驚いてばっかだけど(汗)