５×LIFE (ページ20)

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ありがとうページ20

智side

さっすが雅紀☆こういう事に関しては、勘が鋭いね♪

・・・・・若干、おいらも予想付いてたけど(笑)

さっきまでおいら達は、Aと翔くんが来るかどうか当ててたんだ。

で・・・雅紀が来るって言って、見事に予想的中って訳！

やっぱ凄いなぁ～、ミラクルボーイは(笑)

そして、Aと翔くんがおいら達の元に近づいてくる。

A「皆、あたし達来る事知ってたの？」

智「ん？予想だよ、予想♪」

雅紀「言っとくけど、当てたの俺だかんな！」

そう自慢げのように言う雅紀。

・・・雅紀、ありがと。

おいらに・・・ちょっとだけ信じる気持ちくれて。

Aが来てくれなかったら、正直困ってたからさ(汗)

何故って？

それは後から分かるよ、きっと。

和也「今日のテスト、皆さんどーでした？」

翔「俺は余裕♪」

A「あたしも！・・・ほんのちょっとだけどね(笑)」

千夏「あたしも・・・大丈夫な気がするなっ」

翔くんと千夏は自信ありそうだったけど・・・

Aがそんな事言うなんて、予想外だったな(汗)

和也「・・・で、お2人さんは？」

当然、おいらと雅紀は・・・

智「自信・・・無いね(汗)」

雅紀「俺も同じくっ(苦笑)」

潤「あんなに勉強したのに？」

智「んっ・・・まぁ」

やっぱ、朝だけじゃ足りなかったんだよ。

なんで覚えてなかったんだろ・・・(汗)

少しの後悔がおいらに圧し掛かってくる。

翔「・・・俺の教え方が悪かったのかな？」

智「！！そんな事無いよ翔くん！！」

雅紀「そーだよ翔ちゃん！！」

おいらと雅紀の声が重なって、大きく響き渡る。

智「翔くんのおかげで赤点は防げれたんだよ？おいらはそれで十分だよっ」

雅紀「俺も！翔ちゃんいなかったら、絶対母ちゃんに怒られてたし！」

翔「そうか？・・・ならいーけど」

智「・・・・・そーだ。ハイ、翔くん♪」

少し間を空けて、おいらは翔くんにある物を渡した。

雅紀「あ、俺も・・・・・ハイッ！」

雅紀もおいらの後につれて、それを渡したんだ。