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猛「ってェ」
至近距離での頭突きは流石に効いたらしい
するりと私の上から退いた猛くんは
ベッドに座り直し、こちらを睨む
そんな猛くんに背を向けてセーラーを直す
猛「お前、手加減てものをなァ、」
猛「ったく、傷開いたらどうすンだよ」
待って、なんで私が怒られてるの?
猛「あーぁ、可愛くなくなっちまったな、お前」
『ふざけんな!』
プチン、と何かが切れて、
気づけば猛くんに向かって叫んでいた
『確かに思いっきり頭突きしたのは悪かったけど』
『でもいきなり押し倒してきたのはそっちでしょ!!』
『何?手加減だの、傷口開くだの、』
『ツッパリだかなんだか知らないけどさ、』
『猛くんは何様なの?』
『ごめんね!可愛くない女で!』
『早く出てって、正直顔も見たくない!』
近くにあったクッションを力任せに投げつけるけど
易々とキャッチする姿に更に苛立つ
猛「ああ、お前みたいなバカ、もう相手にしねェよ」
そう言って猛くんは立ち上がると
私をチラリとも見ないで出ていった
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凜(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます!私も相良さん大好きです!未だに今日俺ロスです......... (2019年1月16日 22時) (レス) id: 71b9050f21 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 相良様今日から俺はの中で一番大好き格好良過ぎ 溺愛されたいって思う位好き(ドラマ終わったら相良様ロスになりそう)相良様本当は悪い人じゃないと思う何か理由があってあんなになったように見えた (2018年12月31日 1時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜 | 作成日時:2018年12月26日 23時