ハニの妹はメンバーにも愛されてます｜SVT Ⅱ (ページ13)

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何をしてもダメな時 Ⅰ ページ13

それは冬休み始まる前だった……

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どうしても、上手くいかない時は
そこをどう乗り切ればいいのか分からなくなる

サナ「だから！今言ったじゃん！」

「なんで、教えてくれなかったの！？」

朝、学校に来てHRが始まる前だった。
サナが引っ越すから居なくなるって……

「私達友達だよね？私、日本からこっち来て小学生から中学生まで友達居なかった！そこから高校入ってやっと友達できて、韓国語も上達して勉強だって頑張ってきた！私、ひとつも嘘つかずにサナにいっぱい話しした！これでも……これでも友達って言わないの？」

もう、どうしたらいいかわからなかった。
言いたいたくないことがすらすらと出てきて

それが一番相手を傷つけるってこと分かってるのに

サナ「私だって、1つや2つは言えないことがあるの。だから私はAに言えなかった、言っちゃったら泣くじゃん……私は、それが見たくないから言えなかった、私だって辛いよ。こうやって毎日一緒に居れなくなるの…1人になるの怖いよ……」

「もう、そうやって隠さないで、逃げないで。私はサナを信じるからサナは私を信じて」

周りのみんなが、コソコソ言ってるのが
見たくなくて、泣いてるとこ見せたくなくて

下を俯いてしまう。
私の友達は……私に嘘ついてた